ojos de perro azul:青い犬の目

青が好き。時々刻々と興味・関心が移ろいで行きますが、あまり守備範囲は広くありません、

2016-01-01から1年間の記事一覧

友ヶ島計画

今週末、今日から泊まりで、友ヶ島に行こうかなと思っていた。 海と島に触れたいのと、写真を撮りたいという理由からだ。 だけど、12月からフェリーの時間の変更もあって、泊まりで行っても土曜丸一日潰れてしまうから、週末休めるのは日曜日だけになってし…

漫画の世界

帰り道でファミマに寄ったら、ニャンコ先生こと夏目友人帳の最新刊が置いてあった。割と好きな漫画でたまに読んだりしていた。 この漫画は妖怪の世界との交流・対決を描いているけれど、なぜか架空の物語のように思えない。 漫画が描く世界は、島耕作のよう…

ホッとした、仕事は仕事

今日はホッとした。ある人が2日不在で、どうしたんだろうと思っていた。もしかしたら外国へ戻ってしまったのかなとか、考えた。 でも来ていたので良かった。とても嬉しかったし、顔を見たら元気が出た。 現在、私はある組織の責任者の一人として仕事をしてい…

ひとりごと

今日も、何だか寂しい一日だった。 明日から師走だ。あっと言う間に過ぎてしまいそうだ。 考えてみれば、我々はよくもまあ同じような毎日に耐えてやっているなと思う。不思議だなと思う。 最近、たまたま、高校生頃の先輩らしき人を見かけた。多分そうだった…

宗教、この厄介なもの

下の最初の写真は、昨日東本願寺で撮影した標語である。だから仏教の、浄土真宗の標語である。 そのあとの写真は、ネットで見つけた街でよく見かける聖書の言葉である。 私には、今だに信仰というものの正体がよく分からない。 日本人の宗教への関わりは、信…

週刊少年ジャンプ的な未来

今日は、寂しい一日だった。何だかあまり元気がでなかった。 週刊少年ジャンプ的な未来を 夢みていたよ君のピンチも 僕のチャンスと 待ち構えていたよ どこの何者でもない君も あの時の少年は 最前列で君のことを 君だけを見ているよ 君だけのヒーロー 君だ…

世界のクロサワが描く異常な心理

現在では、世界のクロサワとは黒沢清のことである。 戦後、日本映画界を牛耳った天皇クロサワは、多くの傑作を残して映像ストレージの住人となった。 黒沢清は、現代人が見落とし、零れ落としてしまいそうな感情や行動や息遣いを、切り取って映像化する。 『…

カメラ浸りの休日

今日も休みだった。 さすがに今日は本や映画に浸ってみようと思っていたのだが、昼頃になると写真を撮りたくなり、少しだけと思って伏見稲荷大社に出かけた。 そのあと、東本願寺経由で帰宅した。 伏見稲荷大社は縁日のように、人がうじゃうじゃいる。 京都…

写真の目、人間の目

写真の魅力は、思っていた以上の写真が出来上がることである。 人の目で被写体を見て、この景色は綺麗だと思って撮影してみると、自分の目で見た以上の写真が出来上がることがある。 このことは、カメラというメディアが人間の目以上の性能を持っていること…

ボランティアという新しい精神

私の知るある美容師は、ボランティアでメイクや着付けを、フィリピンのマニラ近郊の村まで教えに行っている。 また、私の知り合いは、ボランティアでミャンマーやタイなどアジアの国々に、聖書の布教活動を行なっている。 他にも、南米の国々まで、柔道を教…

雨の日、夜の撮影、残念な写真

昨夜から降り続いた雨は今日も夜まで降り続いた。 どこに行こうかと思い、京都駅に行った。雨の日は撮影場所が限られて、思いつく場所があまりない。 夜は、醍醐寺に行ってみた。 とても幻想的で、神秘的な世界に足を踏み込んだ。 写真もたくさん撮ってみた…

雨が嫌いな人ばかりじゃない

昨夜から雨が降り出した。 雨と聞くと、嫌だなあと思う人が多いと思う。 けれど、傘職人はどうだろうか?傘を売っているお店はどうだろうか?長靴を売っているお店はどうだろうか? 雨と聞いて喜ぶ人も世の中にはいる。 だから、お天気ニュースで気象予報士…

週末の小刻みする時間

週末、仕事が終わった後は、何かと解放された、やり終えた感の、一時。 今日はRADWIMPSの新しいCDが出たので、タワーレコードで購入した。 最近はCDを買うこともなくなったけれど、どうしても実物を欲しい場合は買うことにしている。 人間開花(初回限定盤)(D…

1970/11/25から遠く離れて

1970年十一月二十五日のあの奇妙な午後を、僕は今でもはっきりと覚えている。強い雨に叩き落とされた銀杏の葉が、雑木林にはさまれた小径を干上がった川のように黄色く染めていた。 ・・・ 「本当にしゃべりたいことは、うまくしゃべれないものなのね。そう…

降る雪や明治は遠くなりにけり

関東地方で初雪が降ったと聞いた。 東京で11月に雪が降るのは珍しいと思う。 ネットのニュースを見ると、懐かしい練馬区光が丘公園の積雪写真が掲載されていた。 降る雪や明治は遠くなりにけり 中村草田男の有名な俳句が浮かんできた。彼は昭和に入って、た…

水泳とヨガ

水泳は気持ちがいい。 しばらく泳いでいないで泳ぐと、全身の筋肉がとても固まっていたことがよく分かる。水泳は全身運動だから、泳いでいると、次第に固まっていた筋肉も動き出し、全身にエネルギーがスムーズに伝わっていくようになる。 私は最初は平泳ぎ…

構図、陰影、色彩

下の方に掲げた最初の写真は、ある方の写真です。もう一つは先日、私が撮影した写真です。 どちらの方が優れた写真でしょうか? 私は最初の方が優れていると思います。 この二つの写真は、直感的なものですが、私がスマホ写真と一眼レフ写真の違いで感じたよ…

「二重生活」、非日常のような日常、尾行者という神

映画「二重生活」を少し見だして、そこに描かれている風景・生活が、私には後に残してきた景色に写った。今の私の生活は虚構・嘘の生活に思えた。 長年の東京暮らしが骨身に沁みているからだろうか、画面に映し出された東京のよく知る風景は、懐かしいという…

圧巻、銀閣寺

子供心に、銀閣寺が他の名所と比較して抜きん出てる場所であると、朧げながらも感じていた。 今日、その銀閣寺を訪れた。 銀閣こと観音堂が慈照寺の顔であることは、論を俟たないが、慈照寺はそれほど広いとは言えない境内の中に、東山文化の粋とでも呼べる…

経済成長を超えて

帰り道で近くのコンビニに寄ったら、「会長島耕作」の最新刊が置いてあった。 数年前までよく行っていた喫茶店に、島耕作シリーズが全て置いてあり、何週間かかけて全て読破したのだが、その頃はまだ「社長島耕作」の手前の専務あたりまでしか出版されておら…

かっこ悪いかっこよさ

スガシカオ続きですが、「ふるえる手」という曲の歌詞です。 いつもふるえていた アル中の父さんの手 僕が決意をした日 やれるだけやってみろって その手が背中を押した 何度だってやり直せばいい 僕が描いた夢に向かって 歩きはじめたあの日を 忘れることな…

今日は東山方面へ、写真は難しい

一通りの知識や技術を身につけてしまえば、そこそこの写真は撮影できる。 けれど、その先を行こうと思えば壁にぶち当たる。これ以上、どうすればいいのだろうと。 写真は詩に近いのかもしれない。 詩は言葉の芸術だけれど、優れた詩は言葉を超えて、つまり比…

愛の渦、昔の侍

女優の門脇麦が映画「愛の渦」出演時の辛い気持ちを語っていた。 私はこの映画が公開された時に見て、この映画には東京、つまり現代都市に生きる人たちの心の溝や襞が、大胆に的確に繊細に描かれていることに、なぜだか哀しく、また嬉しく涙が出そうになった…

嵐山に天龍寺、記念写真はいらない

昼から嵐山に出かけた。 遠い昔に一度行っただけである。人混みが凄かった。思い切り観光地化していた。 もちろん、今回も写真撮影である。 渡月橋の絶景を撮って見ようと思っていたけれど、雑誌にあるような写真を撮るのには、おそらくもっと広角の望遠レン…

カリキュラムの弊害

しばらくブログを書いていなかったせいか、量産の衝動に駆られる。 私は理科も数学も好きだったし、日本史や世界史も好きだった。 得意不得意ということではなくて、関心のあるという意味だ。 けれど、高校生の時、文化系か理科系かを選択しなければならなく…

Mr.Children/Spitzの時代

1990年代、ミスチルとスピッツがJ-popの世界で台頭してきた。 ミスチルは当初、個人的な恋模様、生活模様を歌う音楽で、ビートルズの日本的・現代的模倣として登場した。それは嘗てのタイガースのような、ビートルズと同時代の模倣音楽の反復であった。 その…

花と写真

今日、と言ってももう昨日だが、遠い国から知り合いが帰国した。 いきなりで驚いたが、とても嬉しかった。 私は、みんなが悲しんだり不幸せにしている姿を見るのが耐えられない。どの人にも幸せになってもらいたい。 なぜそう思うのか分からないけれど、人が…

穴八幡宮の年末

年末が近づいてくると、早稲田にある穴八幡宮のことを考えてしまう。 もう長い間、年末になると穴八幡宮に一陽来復のお守りをもらいに、長い列に溶け込んでいった。 私の年中行事の一つとして、身体に染み込んでいた。 今はそれも過去のことになってしまった…

仕事は牢獄?

会社は利益を出すことで維持され発展していく。けれどそのためには、労働者の人件費を低く見積もることが、方針として挙げられることになる。労働者と経営者の対立は会社の伝統である。 経費の側面だけではなく、仕事の計画や方法についても労使の対立は生ま…

ラーメン屋の松任谷由実

今週は予想に反して忙しくなった。 今日は帰りにラーメン屋に行った。店内で注文をして待っていると、有線から松任谷由実の曲が流れてきた。久しぶりに聞いたのだが、やはりあまり好きではない歌声である。 その声を私は生理的に受け付けにくいように思う。…