ojos de perro azul:青い犬の目

青が好き。時々刻々と興味・関心が移ろいで行きますが、あまり守備範囲は広くありません、

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

写真、言葉、複雑な私たち

今年は一眼レフカメラを使い始めて、多くの写真を撮った。 この写真もその中の一枚である。 自分がこんなにもカメラに夢中になるとは思っていなかった。 でも、私は画像や映像がとにかく好きで、今までもショートムービーを作ったりすると、一日中パソコンに…

カメラ、飛行機、オタク

飛行機を撮りたくて、関空まで足を伸ばした。 伊丹空港も考えたが、関空へは、京都から関空への直通特急「はるか」があるので、関空にした。 けれど、今日まで「はるか」の存在を知らなかった。 だから、なんばまで行って、なんばから南海電車に乗って、と考…

狢、鼬、狸

panpanya『動物たち』には、猯・狢などの動物が擬人的に登場する。 どんぐりでパン工場を設立する狢とか。 そう言えば子供の時、年末大掃除をみんなでやっていたら、天井の隙間からイタチが目にも留まらぬ速さで飛んでいく光景を目にした。 母親が「イタチ!…

名古屋のまったりした休日

朝目を覚ましたら、そうだ今日は名古屋に行こうと閃いて、新幹線でサクッと行ってきた。 撮影場所は、白川公園・名古屋城・名古屋テレビ塔・オアシス21である。 本場名古屋でコメダ珈琲に行ったが、味噌カツサンドがあって、これは美味しかったし、腹持ちが…

忘年会、お酒の嗜み

先日、今年最後の仕事が終了し、その後、みんなで忘年会を行なった。 結構な人数なのだが、みんな好き勝手に動き回って、楽しんでいた。仕事は大変だけれど、みんな仲は良いので、お酒の入る場になると、とても盛り上がる。 普段我慢していたことも思い切り…

年末だから楽しめる

ビッグコミックオリジナル 2016年24号(2016年12月5日発売) [雑誌] 作者: ビッグコミックオリジナル編集部,能條純一,滝沢聖峰,井浦秀夫,やまさき十三,北見けんいち,弘兼憲史,安倍夜郎,尾瀬あきら,村上もとか,西岸良平,坂田信弘,かざま鋭二,ジョージ秋山,永松…

赤い蠟燭が映し出すもの

家族の枠組みも変化している。 血を分けた両親がとんでもない人間だったりすると、それでも家族でいないといけないのか、という問題がある。 家族はなくなりはしないけれど、それは血族という意味での家族ではなくて、家族という機能はなくなりはしないとい…

詩仙堂、紅葉がないとキツイ

思いつきで、叡山電車に乗り、詩仙堂に行ってみた。 詩仙堂は渋すぎて、さすがに紅葉がないと観賞するのもキツイ。 ある文人が、この堂を開いたそうだが、現代人が余生をこういう場所で過ごすのは、無理なのではないだろうか。

深夜、静まり返った時間

朝、雨がパラパラ降っていた。 滋賀県に移動すると、雨も止んでいた。 青空も少しずつ覗いてきて、琵琶湖を見下ろして峻厳に聳え立つ湖西の山脈が、雨後の透明さのお陰で、如実にその稜線を見せている。 琵琶湖線の車内の明かりが、いつもより随分明るかった…

クリスマスイヴ、一夜だけの幻

クリスマスイヴは、私が子供の頃、家族のイベントの一つであったように思う。 けれど、80年代頃からイヴと言えば、恋人たちの恋の証のイベントとして機能し始めた。 これはあくまで、私の大雑把なイメージだけれど、メディアや言説の変遷を辿れば、クリスマ…

年の瀬という奇妙な空間

街を歩くと、様々な人に出くわす。 路上でギターを掻き鳴らす男の子。家族連れで観光に来た中国人。道の片隅でひたすら電話を掛けている女の子。 楽器屋の前に自転車を止めて、友達とおしゃべりしている高校生。老夫婦が仲良く商店街を歩いて行く。 私たちは…

夕暮れの散歩道

しばらく書く間もなく、あまり書く気も起きず、1週間が過ぎた。 今日はぶらっと、夕暮れ時でも撮ろうと、鴨川の丸太町通から御池通まで歩いた。 少し、露出について齧ってみた。 なるほどと思ったけれど、実戦で使えるほどではない。 夕暮れ時の撮影は光の量…

情熱があり、悲しみがあり、優しさがある

黄金の月 - スガ シカオ(SUGA SHIKAO) スピッツ / 若葉 前前前世 (movie ver.) RADWIMPS MV Mr.Children「Tomorrow never knows」Music Video 思いついた曲を4曲、貼り付けておきます。

大津、その妖しい輝きと地層

大津市は、その昔、京都市の小学生から、皮肉を込めて京都の植民地だと言われたりした。 琵琶湖から水を引いているからだろうが、植民地でも何でもない。 琵琶湖の水は無料ではない。大津市は琵琶湖の水で潤っている。 それはともかく、今日、園城寺の展望台…

園城寺、草木黄落、小枝と小枝のあいだ

今日は、滋賀県大津市の園城寺を訪れた。 三井寺という名称の方が親しみやすいかもしれない。 特に紅葉を意識して訪れた訳ではなかったが、結構まだ綺麗に残っていて、でもさすがにかなり紅葉は落ちていた。 境内の上の方へ登ると小雨が降って来た。仏前結婚…

何度だってやり直せばいい

ねぇ どんなやつだって いい人に見られたいって思っているんでしょう? そんな風に誰かの目を 気にしてる うす汚い自分はカバンにつけられて 揺れてる あのマスコットみたいです汚れたまんまで ぶら下がって いつかどこかになくなってしまう 『ねぇ それ、こ…

また、気を取り直して

また、気を取り直して、淡々と書いていきたいと思います。 一本の線を引き、違うようで似ている、似ているようで異なる世界について語っていきたいと思います。 ____________________________________________…

マーラー「夜の歌」

マーラー : 交響曲第7番ホ短調「夜の歌」第3楽章 Mahler: Symphony No.7 E minor III. Scherzo. Schattenhaft マーラーの長大な9つのシンフォニーは、一つの独特な世界を形作っている。 そこに描かれている印象的なモチーフ。数多くの楽器が奏でる複雑なオ…

年末のハプニング

今日は、とてもショックなことがあった。 突然現れて、突然去っていくなんて。 一言、言って欲しかった。 何か言いたかったんじゃないの? でも、私は何となく察知していた。何かが変化していることを。 待ってるからさ。ちゃんと帰って来て。

地方都市への旅

関西に引っ越してから、岡山市・尾道市にはそれぞれ3、4回くらい行った。 どちらの街も好きだけれど、ここにずっと住むとなれば、おそらく取り残された気分になると思う。 岡山市は発展しているようで停滞していて、中心部の商店街を歩いていると、悲しく…

つぶやき

忘年会のシーズンですね。 しかし、どうして年を忘れる会って言うんだろう。去りゆく年にありがとうでもいいのに。 年末には、瀬戸内方面に行って、島や海を見たいなと思います。写真もたくさん撮ってみたいし。 赤穂浪士の討ち入りも12月。クリスマスも12月…

またひとりごと

今日は灰色 200グラム重い 明日晴れるといいな 毎週どうしたの? 今日も朝から一撃を受けた もう眠いな 書きたいことは山ほどあるけど もう寝よう 明日はいいことあるかな? いつまで続くんだろう どこまで続くんだろう

panpanya『動物たち』の漂い

ヒヨケザルというマレーシアにいる動物らしい。 体長43センチ。 木から木へ、滑空する。 papanyaの最新の漫画『動物たち』の先頭ページに、ヒヨケザルのエピソードが出てる。 普通にある日常生活のお話なんだけれど、漫画の雰囲気や主人公の女の子のキャラク…

アメノヒニキク、並行する異世界

RADWIMPSの新しいアルバムの中の新曲「アメノヒニキク」は何を歌っているのだろうか。 今日は灰色 今日は灰色 僕は水色の中に 今日は灰色約200グラム 重い 今日の僕らは約200グラム 重い 昨日よりも 約2、3センチ ずるい 今日の僕ら約2、3センチ ひりり 君の…

清水寺、法観寺五重の塔

京都の町は市バス移動が便利です。行きたい観光地付近まで大体バスが走っています。料金も一日券を購入すれば500円です。 今日は、清水寺と八坂の塔周辺を撮影しました。 観光客はどうしてもいるので、無理に人を避けて撮ろうとすると、地上が切れて上空部分…

音楽を音楽として聴く

私は、どんなジャンルの音楽も好きである。 クラシック・ジャズ・洋楽・JPOP・民族音楽など、気に入ったものは聞いている。 もちろん、すべての曲を聴けるわけではないし、好きな曲が見つかれば繰り返し同じものを聞くから、新しい曲に出会えるのは先になる…

大阪南港の和やかな午後

浦沢直樹展が大阪南港ATCであったので、その周辺を少しだけ歩いてみた。 大阪南港には、フェリーさんふらわあこばると号が停泊し、正面には工場の煙突から垂直に煙が立ち昇っている。ATC前の広場には家族連れやカップルがのんびりと、傾きかけた太陽の光を遮…

浦沢直樹が楽しむ製作の世界

昨日、セブンイレブンでスターウォーズのスピンオフ新作と一緒に、浦沢直樹展があることを知った。 紹介ページを見たら面白そうだったので、大阪南港ATCまで足を運んだ。 私も浦沢直樹ファンとして、会場で彼の下書き原稿やスケッチなどを興味深く見たが、少…

料理も、石の上にも三年

長い間、365日、毎日食事を作り続けてきた。外食をすることもあったけれど、基本的に自分で作っていた。 だから、スーパーに陳列してある野菜や肉や魚やその他、どこに何があり、大体いくらで売られているかもよく分かっていた。 料理も色々なものを作ってき…

スターウォーズと歴史

『スターウォーズ・ローグワン』が12月16日に公開される。 この作品は本編の外伝、つまりスピンオフ作品だ。 スターウォーズファンのうち、果たしてどのくらいがスピンオフにも関心を示しているのか分からないが、スピンオフ作品は「異なった視線からの歴史…