ojos de perro azul:青い犬の目

青が好き。時々刻々と興味・関心が移ろいで行きますが、あまり守備範囲は広くありません、

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

切れ目のない日常の中で

村上春樹の新作『騎士団長殺し』を少し読んでみた。 一瞥したところ、村上の初期から続くテーマ、特に『ねじまき鳥クロニクル』以降のテーマ、作品構成を集大成してアレンジした小説のように思えた。 妻がいなくなる。芸術家が登場する。主人公に名前がない…

駅が、電車が通り過ぎていく

グーグルだったか、flickrだったか、駅のホームを撮って掲載している人がいました。 松本清張『点と線』は、駅の列車のすれ違い数分を使ってトリックを仕掛けた作品。 上の3枚は名古屋駅中央線ホーム。貨物列車が通り過ぎていく。 列車に乗ると、駅が通り過…

金山駅前の土曜日の午後

今朝は起きるのが遅く、ちゃんと机の前に座ったのが10時頃だった。 それで、天気もいいし出かけるかと思って、、近所とか大阪とか姫路とか尼崎とか、色々と浮かんだのだが、うーん、、、みたいな感じで、閃いたのが新幹線で名古屋行きだった。時々、新幹線に…

ガス抜きに、親睦に

昨日も飲み会があった。今月は割と暇もあって、また、飲みの理由もあって、毎週末飲みに行っている。 20代の頃は、仕事が忙しすぎて、反対に、課の多くの人が飲みに行かないとやっていられない感じで、週に3日くらいは先輩や同期と飲んで帰っていた。 昨日は…

性なんて気にせず生きたい

朝日新聞に春香クリスティーンの発言が掲載されていて、彼女は「女性は私が持っている個性の一つに過ぎない」ということを言っている。 日本では、女性ということを女性自身も重く捉えすぎていて、女子力という言葉が流行るほど、と彼女は言う。 日本という…

桜の咲く季節を前にして

今朝は寒く、雪がちらついていた。 けれど、どことなく終局の寒さのようにも思えた。もうすぐ3月。暖かくなり始める。 雪景色の写真を撮りたかった。けれど、雪が降ると外には出たくない。 冬ももうすぐ終わる。夏の暑さが終わるのと似て、冬の寒さも終わる…

芸術・教育への意志

乃木坂46の橋本奈々未が卒業した。 彼女は生活苦の中で乃木坂を受験し、厳しいアイドルの世界に身を投じた。そして、もう芸能界からは引退し、一般人になるという。 乃木坂だけでなく、アイドル・俳優など芸能界で生きることは生半可なことではないし、そも…

現代都市で生きる私たち

しばらく本屋にもゆっくり行っていなかった。 そんなに読みたいものも頻繁に発売されるとは思っていなかった。 時間の非実在性 (講談社学術文庫) 作者: ジョン.エリス・マクタガート,永井均 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/02/11 メディア: 文庫 この…

Twilight Avenue

ここ数日、変則的な生活になってしまった。 週末、仕事仲間が退社してしまうので、お別れ会を開いて5人で朝まで話し込んでいた。それに、たまたま私のバースデイも近くで、そのお祝いもしてもらった。 始めるのが遅かったので、飲んで話していたら、いつの…

使いやすい部屋で過ごしたい

部屋にモノが増えてきて、机の上で作業をすることも増えてきたので、レイアウト変更しようと思う。 私は自分が使いやすいと思う部屋は、2LDKの50平米以上あるマンションで、寝室は6畳で、LDKのスペースが40平米以上あれば、本棚・長い机・ソファー・ダイニ…

銭湯に、垢抜けしない時代の日本を見る

風呂がまだ修理できておらず、仕方ないので近所にある銭湯に行った。 銭湯、スーパー銭湯、温泉など外湯に入るのは久しぶりなので、いつもと違うなあ、みたいな感じだった。 私はそもそも、お風呂が嫌いではないのだが、お風呂に長く入っているのが苦手で、…

ここ数日間

自宅の風呂が使えなくなった。 エラーコードを見ると、ヒューズが切れかかっているらしい。冬場には風呂を長時間沸かすので、何年も使用していると経年劣化して取り替えが必要になるみたいだ。 週末は駅前の本屋でヤマザキマリ、とり・みき『プリニウス』Ⅴ巻…

松野莉奈逝去、死に対面して

アイドルグループ私立恵比寿中学の松野莉奈が18歳で病死した。 私は松野莉奈のことは知らないのだが、18歳で死去というニュースに驚いた。 私も20代の頃、同じ大学の先輩・同期・後輩が逝去した。先輩は突然死、同期は病魔と闘っての死去、後輩は断定はでき…

イスラム教、宗教、日常を超えて

仕事場にイスラム教の方が来られた。マレーシア出身ということだ。 マラッカ王国の古よりイスラームを奉じたマレー半島の住人は、今も国教としてイスラム教を信仰している。 泥が合流する地クアラルンプールは、東南アジアの要所にして世界都市である。マラ…

愚痴なんだろうか、どこか物憂い

書くことがない訳ではないが、後回しにしてしまう。 ぼーっとしてゲームやったりとか本読んだりとか。 アリアドネの麻玉の葉(菜)のことはいつも考えている。 昨日は、ここまで書いていたら寝てました。 先日行われたコンテストも兼ねた事業発表会では、見…

人前に立つということ

今週、会社の各事業所の事業発表会があり、私の所属事業所からは私が代表として演壇に立つことになった。 今までにも、数人から数百人規模まで、色々な人の前で、何度も話はしてきたけれど、人の前で話すことは何らかの予期しない刺激があって、結構好きであ…

2月になりました

明日から2月である。 節分、ヴァレンタインデー、mi cumpleaños、京都マラソン、、、。 SF小説に、春・夏・秋・冬がそれぞれ20年周期で移り変わって行く星という設定の物語があって、どの季節に生まれ、どの季節に老いを迎えるかで、それぞれの生涯が結構大…