ojos de perro azul:青い犬の目

青が好き。時々刻々と興味・関心が移ろいで行きますが、あまり守備範囲は広くありません、

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

soliloquio 独り言

近頃、頭を悩ますことがある。女性に言い寄られているのだ。 中学生の思春期頃から、私は女性に言い寄られることが何度かあり、それが自分はいつも辛かった。女性嫌いという訳ではない。綺麗な女性や可愛い女性に言い寄られても、苦手で、辛かった。 それは…

平成の大きな事件、オウムの人たち

オウム真理教幹部の残りの刑が執行された。 人ごととは思えない事件であり、決して刑が執行されたからといって、この事件が終わった訳ではない。 これから、ここから改めてこの事件が何を意味していたのかが、追究されていく必要がある。 彼らが目指したもの…

宇宙の無限、心の無限

そこにたくさんの人がいて、あちらにたくさんの人がいて、街は社会は人で溢れている。そのどの人の声色も一つ一つ違うように、一つ一つの性格も異なる。 海を見たり、桟橋を見たり、鳥が川面近くを旋回して大空へと飛び立っていくのを見たりしても、人は皆異…

Mr.Children覚書

1988年12月、年の瀬を迎えた頃、4人のミュージシャンが渋谷のロイヤルホストに集まって、バンド名を考えていた。紙ナプキンに書かれたその名前は、そう「Mr.Children」だった。 1989年昭和64年が到来した。 昭和64年は7日しかなかった。激動の昭和が終わり、…

祇園囃子の響きはどこから聞こえてくるのか

祇園祭の宵山から帰ってくると、母親は真っ暗な土間の電気を点けた。真っ暗闇の中にぼんやりと辺りの輪郭が浮かび上がってきた。部屋の方にも薄っすらと明かりが届き、卓袱台や本棚が見えた。祇園祭の喧騒は夢のように搔き消え、音一つない空間に、雪駄のカ…

停止した時間の中で境界線を歩く

今日も列車は運休が多い。 若き日々、長い間暮らしていた茨城県では、自動車かオートバイがないと生活できなかった。 電車が中心の生活は、東京に移り住むまであまりしたことがなかった。 子供の頃は自転車かバスだった。 滋賀県も茨城県に似ていて、自動車…

オオアメとオウム

大雨に見舞われた京阪神地区は、昨日から降り続く雨の影響で、JRはほぼ全線操業を停止した。京の町は、それほどいつもと変わる気配でもなく、ただ大雨で観光客の出足は減り、地元の人たちは、あまり見たこともない鴨川の氾濫のごとき風景に釘付けになってい…

七夕、消え行く人、見送る人

先日、大雨のため、琵琶湖線が運転を見合わせた。たまたま滋賀県に来ていたため、電車に乗れず、タクシーもいっぱいで、二駅ほど歩いた。 西武線では、時々、飛び込み事故があって列車がストップした。またかと思って、池袋で時間を潰すことがあった。 自然…