ojos de perro azul:青い犬の目

青が好き。時々刻々と興味・関心が移ろいで行きますが、あまり守備範囲は広くありません、

言葉とイメージが交わるところ

f:id:jauma1th:20140430104521j:plain

知り合いに、絵のとても上手い人がいる。

彼によると、物を見れば、そのイメージが頭に即座に浮かび、それを光が照らし出す物体として捉えて、紙に描き出すのだという。

彼は字も上手であり、字もイメージとして捉えて書き記すのだという。

私など絵心のないものは、そうしたイメージが心に浮かばないし、字も写真のようにイメージとして写ってはこない。

 

村上春樹の新作『騎士団長殺し』は画家のお話である。

この小説では、まさに世界をどんな風に認識するのか、言葉ではなく、音でもなく、イメージとして認識するのはどういうことなのか、というのが、全編を通じて展開されるテーマである。

この小説で、村上春樹は、世界をイメージとして認識することがどういったことなのかを、言葉で追求しようとしている。

 

言葉の独裁、言葉の暴力。

全てを言葉で説明することができると考えるのは、狭小な考え方である。

音で世界を表現する方法、イメージで世界を表現する方法をも視野に入れれば、この世界はもっと違った貌を見せてくれる。

30代への離陸、「innocent world」

f:id:jauma1th:20170218173341j:plain

20代の風景というものは、あると思う。

物憂げでも、未来が果てしなく続き、街でたまたま出会った音楽に、自分の明日を空想し重ね合わせる。そんな心象風景。

20代は何かを見ているのだけれど、もっと大きな構図は見えていない。

それが若さの風景。

 

30代も、最初はそんなに変わらない。

でもいつからか、20代から30代へと移行していく。

いつ30代に越境するのだろうか?


Nice Japan song 很好听的日本歌 - INNOCENT WORLD

Mr.Childrenの「innocent world」は、この越境についての風景に、一つの答えを与えてくれるように思う。

 

もう無垢ではない。そうした世界は過ぎ去った。だけど、懐かしい。

過ぎ去ったinnocent worldを懐かしみ、追憶の風景にしてしまえる地点に立つこと。

これこそ、30代という新しい世界に身を置いたことになると思う。

 

マンションの5階の一室のベランダから朝の光を感じた時、何を思うか?

このことからも、20代と30代の違いは語れると思う。

ミスチルも25周年か、月日が経つのは早いものだ

f:id:jauma1th:20170723094028j:plain

Mr.Childrenが、数ヶ月ほど前から、とうとうitunesなどでネット配信を始めた。

ベスト盤で、1年限定ということらしいけれど、今後もネット配信してくれればって思います。

 

ベスト盤なので、私などファンは、全てオリジナルCDを持っていると思います。

ただ、そうした人でも今回の配信中、「I'll be」は、シングルver.ということらしくて、この曲は私も大好きですが、聞いていたのはアルバムver.でした。

 

登場した頃のミスチルは、ビートルズスタイルの、僕と君の恋物語を綴る爽やかなバンドという印象でした。

それが、少しずつ変化して行き、僕と君の恋物語の背後に、社会という敵・前提・風景が登場することになり、この社会の登場によって、君の存在が少しずつ変化して行きました。

 

僕と君と社会という三つ巴の関係。

以後のミスチルの作品は、単純な恋物語という様相は消え、一筋縄ではいかないこの世の摂理が描かれていくことになります。 


Mr.Children「くるみ」 Mr.Children TOUR 2011 “SENSE” แปลไทย

 例えば、「くるみ」においては、別れてしまった彼女をまだ忘れられずにいる中で、くるみも含めて、この世は出会いと別れの繰り返し、希望を持って明日を生きていこうと歌われ、僕と君の閉じた関係ではなく、無数の人が入り乱れ、出会いと別れが繰り返される社会という変数を導入させています。

真っ白なものは汚したくなる

f:id:jauma1th:20170721195154j:plain

からふねやのイチゴパフェ

頼んでみたらかなり背が高くてびっくりした。

早く食べないと溶けてしまう、、、

出来なかった仕事を片付けてから帰ろうと思って寄ったのだけれど、上に伸びているアイスの部分を食べてからになってしまった。

 

私は甘いものには目がないし、無我夢中で食べ続けたけれど、結構美味しい。

からふねやには、パフェの種類が滅茶苦茶あって、イチゴの他にもチョコ系や抹茶系とかあって、イチゴ系・抹茶系とかの中に、数多くの種類がある。

こういうの好きな人には堪らない。

karafuneya.jp

 

ふと、2008年の秋葉原殺傷事件のことが思い出された。

事件の犯人は、こうしたパフェを気楽に食べる生活から遠く離れた場所にある。

だけど、事件当時25歳の犯人は、私たちとそれほど違わない環境の中に生きていたと思う。

最近も、神戸で殺傷事件があったけれど、ほんの数ミリ違いの相違で、彼らは向こう岸に行ってしまう。そんな感がある。

私たち人間そのものに大きな差異はない。

あるのは生育環境と社会の包摂力だと思う。

 

欅坂46のアルバムが発売された。

真っ白なものは汚したくなる (Type-A)(DVD付)

真っ白なものは汚したくなる (Type-A)(DVD付)

 

 乃木坂46もそうだけれど、彼女たちの曲には、旋律と歌詞において、優れた作品が多い。

秋元康の力ということになるのだろうが、AKBシリーズと違い、秋元の存在があまり感じられないアイドル作りになっていると思う。

AKBが芸能人系アイドルだとすれば、乃木坂・欅坂は高校生系アイドルとして位置付けられると思う。

玄人アイドルと素人アイドルというイメージ。

 

雲の合間に青空が広がり、青空の合間に雲が広がる。

少しでも青空が見えていたら、天気上は曇りにはならないらしい。

雲と青空は紙一重。

取り留めのない話

f:id:jauma1th:20140429174338j:plain

何年か前に小豆島に行った時の写真です。

 

今日、壊れてしまったエアコンを買い換えました。

もう、ずいぶん使っていたので寿命が来たみたいです。

新しいのは、古いのと比べて、かなりデザインや見た目の動きが異なります。

 

新幹線でも、最初に出たのと最新のを比べてみると、同じ新幹線というのは分かるけれど、かなり違っている。

 

今日はかなり暑かった。

暑いと室内の温度も、ぐっと上がる。

暑いのには慣れているけれど、暑くないのに越したことはない。

 

取り留めのない話ばかり。

 

夏はカレーが美味しく感じる。辛いものが逆に美味しい。

ラーメンも、熱いのに美味しく感じる。

 

魚釣りをして、釣った魚を売ろうとしても、誰も買ってくれないだろう。

だけど、自分で食べればそれで食費は浮く。

野菜もそう。自家栽培すれば食費が浮く。

 

生活費が安くて済む海外の国、東南アジアや中南米などで暮らせば、そんなに働かなくても生活できる。

私も、そうした物価の安い海外で暮らしていた時は、生活費を気にせずに生きていた。

 

働かなくても生きていければ、楽だろう。だけど、人間なまくらになる。

 

取り留めのない話。

 

明日仕事に行けば、休みだな。

白くまくんにペプシに麦茶。

冷たいものばかり食べて、体も疲れて来ているんじゃないかな。

そうだ、明日はうなぎでも食べて帰るか。

傘を差し出す君に映る僕は濡れてない

f:id:jauma1th:20170716105733j:plain

魔法は いつか解けると 僕らは知ってる

月が咲いて太陽が今枯れた

傘を差し出す君に映る僕は濡れてない

水たまりに映る僕は雨に濡れてた

 

幸せなような 涙が出そうな

この気持ちはなんて言うんだろう

ファフロツキーズの夢を見て起きた

涙が頬で乾いていた

 

虹が架かる空には雨が降ってたんだ

虹はいずれ消えるけど雨は草木を育てていくんだ

虹が架かる空には雨が降ってたんだ

いつか虹が消えてもずっと僕らは空を見上げる

 

真っ白な夜に 遠くを走る汽車の影

静寂と僕ら残して過ぎ去っていく

 

逃げ出したいような 心踊るような

この気持ちはなんて言うんだろう

鏡の前で顔を背けたのは

ずっと昔のことのようで

 

虹が架かる空には雨が降ってたんだ

虹はいずれ消えるけど雨は草木を育てていたんだ

虹が架かる空には雨が降ってたんだ

忘れないよ こんな雨の日に空を見上げてきたこと

 

虹が架かる空には雨が降ってたんだ

虹はいずれ消えるけど雨は草木を育てていくんだ

虹が架かる空には雨が降ってたんだ

いつか虹が消えてもずっと僕らは空を見上げる

 

雨が止んだ庭に 花が咲いてたんだ

きっともう大丈夫

そうだ 次の雨の日のために 傘を探しに行こう

 

雨は涙

雨は恵みの素 涙は恵みの雨

 

二人は好きなもの同士

だけど、少しずつしか前に進めない

 

虹は魔法 だけど雨が降らないと虹も出ない 涙が出ないと魔法も現れない

 

彼女が私のことを好きなのは分かる

だから嬉しいけれど、怖くて逃げ出したくなる

 

また泣いたとしても、もう大丈夫だよ

もう僕たち、うまくやって行けるよ

 

今度また、雨が降ることもあるだろうから、雨が降っても大丈夫なように 

一緒に傘を探しに行こう

 

もう君が傘を差し出しても僕が濡れていないってことはないから

僕は君の前では、もう本当の自分を差し出すから

水たまりに雨に濡れた僕が映ることはもうないから


SEKAI NO OWARI 「RAIN」 Short Version PV 主題歌映画「メアリと魔女の花」

姫路城は遠かった

f:id:jauma1th:20170716112319j:plain

朝起きて、姫路に行こう、と思って行って来ました。

 

姫路城は駅から見えます。

だけど、実際、城の域内に入るまでには、700メートルくらい歩かなければなりません。

やっと、写真に写せるくらい側に寄って来ても、天守閣はまだまだ先にあります。

フランツ・カフカの『城』のことが思い出されました。

天守閣にもっと近づきたかったけれど、暑さのため止めました。

f:id:jauma1th:20170716105717j:plain

城前の道沿いに、縁日のようなお店が出ていました。

食べ物はなく、古いお金とか、バザーみたいに服の店とか。

f:id:jauma1th:20170716110002j:plain

お猿さんのパフォーマンスが催されていました。

これは、高跳びに成功してポーズを決めているところ。

f:id:jauma1th:20170716110829j:plain

世界遺産、姫路城

世界遺産の基準は知らないのですが、白鷺城は確かにレアな美しさで、世界レベルだろう。

f:id:jauma1th:20170716110519j:plain

城の入り口にある桜門橋

f:id:jauma1th:20170716111139j:plain

やっぱり城は遠い。

また、涼しい時期に来ます、ということで駅に引き返しました。