ojos de perro azul:青い犬の目

青が好き。時々刻々と興味・関心が移ろいで行きますが、あまり守備範囲は広くありません、

日曜日の陽だまりの樹

f:id:jauma1th:20180324081406j:plain

先日、仕事仲間で呑みに行った。

最初はビールと決まっているが、私はビールは飲まない。居酒屋でのビールは、あまり好きではないからだ。

職場のどうでもいいような話で盛り上がり、ちらほら本音も出て、それなりに飲み会の本分が素直に出た、カタルシスなカタルティックな場となった。

 

高層ビルの一部屋で、ベルギービールやドイツビールをゆっくり飲むなら、ビールもいいなと思う。

飲み会でビールを一気飲みしないのは、ベロベロに酔わされないように、私はあまり飲めませんとアピールする戦略だと思われがちである。

意図せぬ戦略ともなりうるが、私はただビールではなくて、他のお酒が飲みたいだけである。

まあ、好きなものをゆっくり飲み、味わうのが骨休めになるだろう。

f:id:jauma1th:20180624181812j:plain

 今日は夕方、山科盆地を歩いてみた。山科駅前しか見ていなければ、どこにでもある平凡な駅のイメージだが、駅北や町の中を歩いてみると、やはり歴史のある町である、時間の堆積が感じられる。

昭和時代の建物、もう営業していない商店の古ぼけた入口、列車がごとごと音を立てて走っている側を、そそくさと荷物を抱えたおばあさんが通り過ぎて行く。

駅の北側には、神社やお寺が山の麓に佇んでいる。

山科疏水沿いに、ランニングコースを備えた遊歩道が続いている。鬱蒼と茂った木々の間から、夕暮れ近くの陽の光が差し込んでくる。

遠くの方には、醍醐山やそこから琵琶湖方面に続く山並みが見渡せる。

大石内蔵助も山科盆地で、今と変わらぬ風景の一部を目にしたことだろう。

 

京から発進する東海道は、幾多の歴史のうねりを乗り越えてきた。

だから、少し東海道を歩くと、言葉にならない霊感とともに、そこに残された強者たちの面影を感じることができる。

膳所駅に行った時も、少し街中を歩けば、ここが並々ならぬ歴史を背負ってきた町だということが分かる。

時の流れは、簡単には消せない。歴史の重みは幾十にも幾十にも積み重ねられて行く。

f:id:jauma1th:20180624180853j:plain

閑話休題

お腹も空いてきたのですが、食べ物はなんでも食べられます。大食漢です。あまりにもたくさん食べるので、どこの職場にいても、驚かれます。だけど、食べるわりには太りません。

作るのも好きで、料理の本を買って、順番に作って、作れる料理のレパートリーを増やしていました。

自分で作って食べる場合、一番好きな料理はハンバーグ、オムレツ、とんかつ。

オムレツは、具に色々なものを組み合わせて作るのが面白い。一番好きな組み合わせは、シメジ・ホウレン草・チーズです。これは、やっぱり美味しい。

f:id:jauma1th:20180624182412j:plain

遠き山に陽は落ちて。

夕方になってきたので、カラスも寝ぐらへ帰るみたいです。

日曜日なんて、あっという間に終わってしまう。

f:id:jauma1th:20180624182346j:plain

 ちらほらとランナーが走り抜けて行った。

私も近頃は全くランニングもやらなくなった。スポーツもしていないし。水泳かスケボーか登山か、スポーツするなら一人でやりたい。

集団スポーツは嫌いじゃないけれど、本格的にやるのでなければやりたくない。

陽だまりの樹 コミック 文庫版 全8巻完結セット (小学館文庫)

陽だまりの樹 コミック 文庫版 全8巻完結セット (小学館文庫)

 

 『陽だまりの樹』。幕末を駆け抜けた人間たち。

私たちも今また、「歴史の第二の巨大な曲がり角」という、とてつもなくダイナミックな急カーブを曲がり続けている。

 

わたくしはこのでこぼこ凍ったみちをふみ

このでこぼこの雪をふみ