柴門ふみは結構好きで、女性の視線・観察の鋭さに唸らされる。
弘兼憲史「島耕作」と比べてみると、女性の描き方に歴然とした差がある。
男性の描く女性は、男性目線だし、凡庸すぎる。
「華和家の四姉妹」は前に、ちょっと齧り読みしただけ。
四人姉妹という複雑な人間関係。まず人が多いし、全員女性。
私の母親も四姉妹で次女。
見かけは少しずつ似ているが、中身は全く異なる個性で、私から見ると、本当に不思議。
少しずつ似ているくせに、全員違う人という、何だか騙されているような、錯覚しているような気分になる。
一番近い他人。それが兄弟姉妹なのかな。