東京で暮らしていた時にはよく近所の区営プールに行った。多い時は週に3回は行っていた。区によってもまちまちだが、東京はトレーニング施設はそれなりに充実していた。けれど関西に移ってからは運動系の公共施設があまりパッとしなく、大好きな水泳もしなくなってしまった。
私はひたすら泳ぐだけなのだが、一回プールに行くと、だいたい1キロから1.5キロくらい連続して泳いで終了という具合である。泳ぐのが嫌いな人はその辺の感覚が分からないみたいだけれど、水の中に潜ってひたすら進んで行くという感じが好きなのである。
ミスチルの歌に潜水というのがあって、
「澄んだ水の中 潜水で泳いで 苦しくたって 出来るだけ 出来るだけ 遠くまで ああ 生きてるって感じ」
という歌詞があるのだが、これを聞いた時、思わず頷いた。
泳いでいる時って、なぜか生きている感じがする。