年末から正月にかけて、今年は休暇が長かった。
だけど、遠くへ旅行はせず、自宅にいて、読書三昧・映画三昧・音楽三昧・ネット三昧な生活を送った。
久しぶりのこの1週間の仕事は、とても長く感じられた。
早く眠くなって、8時か9時には寝てしまった。食べてもお腹が空いてしまい、いつもの倍くらい食べる日もあった。
冬休みにブログも少し書いていたが、上手く纏まらず、投稿しないでいた。
ひたすらApple Musicで音楽をバックグラウンド調に流して、スピルバーグの映画を見ていた。『レディプレイヤー ワン』というスピルバーグ最新作に嵌まってしまったからだ。簡単明瞭なギーク映画だけれど、ハマる人はハマってしまうと思う。
『20世紀少年』の、もう一つしっくりこない展開を読んでみたり、『模倣犯』が急に読みたくなったり、『利己的な遺伝子』をスゴイ洞察だなあと感心して読んだりしていた。
20世紀少年 コミック 全24巻完結セット (ビッグコミックス)
- 作者: 浦沢直樹
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/09/28
- メディア: コミック
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もう少しで平成が終わろうとしているけれど、昭和が終わる頃に抱いた感覚と似たような感覚を抱いてしまう。
天皇がもうすぐ崩御してしまうことと、天皇がもうすぐ退位してしまうこととが、機能的に等価な関係にあるからだと思う。
それは、天皇を媒介にした一つの時代が幕を閉じようとしていることへの、日本人独特の終わりの感覚だと思う。
私たちは、2018年の年末を迎えたのも束の間、2019年の年末に先立ち、もう一つの年の瀬、時代の涯にもうすぐ出会うことになる。