ojos de perro azul:青い犬の目

青が好き。時々刻々と興味・関心が移ろいで行きますが、あまり守備範囲は広くありません、

敢えて行動する

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今度の日曜日は父の日らしい。

正直に言って、全く興味がない。

私にとって、家族・父親・母親という存在は、空虚で、欺瞞がはびこり、でもそれらに帰属しているという、厄介な存在である。

 

世間では、「家族は仲良し」が最善の家族像のように語られる。しかし、現実の家族というのは、もっとザラザラした明け透けなものである。

私は、子供の頃、両親に大切に育てられた方だと思う。そのことに私はとにかく、感謝している。しかし、だからこそ家族の欺瞞性に敏感になっているのだと思う。

 

どういう家族が理想かと言えば、本心を素直にぶつけられる家族、子供のこと・親のこと、つまりは家族同士のことを、その場限りではなく、その先を考えて接することのできる家族が理想である。

 

やはり家族や両親のことを正確に語るのは難しい。簡単な言葉では表現することのできないニュアンスを語らないと、正確なことは語れない。

父親の成り立ち、母親の成り立ち、家族の成り立ちを、事細かに描いていかないと、正確な描写はできない。

 

一つ言えることは、大切な人と向き合って、その人のことを語るのは、とても力が必要ということだ。両足でしっかりと立ち、踏ん張って向き合わないと、本当のところは見えてこない。

大切な人のことを考えて語るだけでも、重労働なのに、その本人と直に向き合うのは、とてつもなく力が、勇気がいる。

だけど、それを敢行し、乗り越えていかないと、大切な人に接近することはできない。怖いのは分かっている。でも、やってみようと力を出すべきだと思う。

 

傷つくのが怖いか、傷つかないのが怖いか、正解がある訳ではない。どちらを選ぶかは、その人の生き方にかかっている。