新幹線、特急かもめを乗り継いで長崎市まで行ってきました。
長崎ちゃんぽん、坂の町、キリスト教、原爆。
今回の旅の動機は、長崎のこれらのキーワードには全く関係していませんでした。
九州のどこか。
小学生の時に一度家族旅行していましたが、長崎には何となく行ってみたいくらいの動機で出発しました。
長崎市は独特の地形をしています。
到着してすぐに分かることは、近距離に山の斜面があり、その斜面に住宅が密集していること。
少し歩いてみると、いきなり坂道が登場して、これ登るの?と躊躇ってしまう。
オランダ坂、祈念坂、相生地獄坂などの名称を持つ坂が、あちこちに構えている。
「オランダ坂はどれですか?」と聞いてみたら、オランダ坂とは山手地区の石畳坂の総称とのこと。だから、この地区の何箇所かでオランダ坂の石標を見かけた。
ゴミの収集業者も大変だろうと思う。
少し歩いただけで汗が出てくる。
でも健康にはいいだろうし、坂道は決して悪くはない。
祈念坂の下の方に国宝・大浦天主堂がある。
修理中であったが、白壁の美しい教会である。
夜はライトアップしている。10時頃だった。人気はなかった。
長崎の町は深い夜に向かって、数々の音を消滅させ、静寂へと至る。
アトミックボム・ファットマンが爆弾投下機ボックスカーより投下された、その中心地。
現在は公園になっている。
爆心地公園の下方を流れる下の川にかかる緑橋
晴れ渡る空、遠くに平和祈念像
浦上地区に原子爆弾は投下された。