名古屋に、それほど知られていなくとも、変わった建物はないかなと調べていたところ、偶然、東山給水塔を発見した。
レトロな風貌が目を引いた。
しかし、行ってみたら、ご覧のように閉まっていた。
でも、高い建物なので、少し歩けばその頭が目に入った。
だけど、全貌を見るには、さらに歩かなければならなかった。
実は、この給水塔、少し前に行った日泰寺から見えていた。
ずいぶん前、映画にもなった小説に『鉄塔 武蔵野線』というのがあった。
これは、鉄塔を探し求める少年のお話だった。
名古屋は、京都とも東京ともまた違った文化地帯だと思う。
日泰寺や東山給水塔の周辺を歩きながら、過去のモノの扱い方が、また違うなと思った。
いくつか写真を載せておきます。
今回は、たまたま塔シリーズになりました。
昨日、部屋に小さな蜘蛛がウロウロしていた。
覚王山の真っ青な空に、鳥が天高く通り過ぎて行った。
航空公園の豊かな木々は、どうしているだろうか。
板橋区の団地に隣接している図書館は、今もひっそりと人々を迎え入れているのだろうか。
何かが壊れてしまいそうで、何かが消えてしまいそうで、でも何も変わらないようにも思える。
秋が、せり出しつつある。
朝も夜も少し肌寒い。