映画「君の名は。」が配信され始めた。
なので、ここ数日、仕事の準備をしながら、バックに「君の名は。」を流している。
最初は、映画館で1回見ただけなので、細部はうろ覚えであったし、入れ替わる二人が生きている時間と空間も、なんとなく理解していた感じであった。
今もなんとなく流して見ている感じなのだが、ああそうなんだ、みたいな発見がある。
何度かしっかりと見れば、この映画の複雑な構成が見えてくると思う。
例えば、RADWIMPSの歌詞のある歌が数曲、流れるが、これらも独立した歌詞ではなく、それぞれの歌詞が他の歌詞と関連があり、繋がっている、とか。
ここ数日、村上春樹の『女のいない男たち』を通勤途中に読んでいる。
一度読んでいるのだが、ふとまた読み始めた。
この短編集も、6つほどある小説が独立していながら、お互い他の短編を支え合っているし、説教じみたセリフの中に、痒い所に手が届く空気感が漂っている。
ドラクエⅪが発売されたので、少しずつやっている。
そんなに熱狂してやっているわけではないのだが、ストーリーも、そこそこ面白いし、暇つぶしにはもってこいかなと思う。
近頃は、長い間全く聴いていなかった槇原敬之の歌を聞くようになった。
忘れていたわけではないのだが、何年も聴いていなかった。
最新のアルバムを聴いてみたら、同じように、平易な日常の言葉で日常の風景を映し出す歌詞が、槇原のメロディに乗っかって進行していた。
夏も少しずつ収束しつつあるのだろうか?
木々が、青葉が、青空が、近い未来を映し出しているように思える。