虹が架かる空には雨が降ってたんだ
虹はいずれ消えるけど雨は草木を育てていくんだ
虹が架かる空には雨が降ってたんだ
いつか虹が消えてもずっと僕らは空を見上げる
SEKAOWA「RAIN」@ 幕張メッセ LIVE 特別版【HD】
虹が架かっているということは、その前に雨が降っていたんだ。
虹は綺麗で人目を引くけれど、雨が降らなければ現れない。
雨は人を濡らし、街を濡らすから、嫌がられるけれど、雨こそが虹の親であり、草木を育てる恵みなのだ。
雨こそが、注目されるべき存在なんだ。だから、それが分かった僕たちは、雨の残響である虹が消えても、空の彼方にある雨を探すために、空を見上げることだろう。
上のサビの歌詞から、この曲の分かりにくい他の歌詞の部分を解読することができると思う。
昔、よく聞いていたミスチルの『シフクノオト』を聴いてみた。
この頃のミスチルは、不思議な空間にいるように思えた。
分かりやすくもなく、分かりにくくもなく、どこかに行けそうで、どこにも行けない。
そんな空間の中に、私たちを連れて行ってたように思う。
Mr.Children - 空風の帰り道 - ap bank fes 07 LIVE
私たちはどこかに行けるわけではない。
未来に新しい何かがあるわけではない。
何かを選択しても、新しく何かが変わるわけではない。
今の自分を引き受け、やっていくしかない。