今日は雨が降るみたいだったけれど、それほど降らず、太平洋でも見に行こうかと思ったりしたが、浜松辺りに行ったとして片道2時間は掛かるので、行かなかった。
それで、近くにいながらあまり行ったことがない大津市辺りの琵琶湖に行ってきた。
琵琶湖は、大津辺りだと、巨大な琵琶湖のほんの一部しか目には入らない。
遠くに見える橋の先に、まだまだこの湖が広がっている。
琵琶湖は、周囲の一部が山に囲まれている。京都方面に行くにも山を越えていかなければならない。
私は霞ヶ浦と毎日関わっていた時期があった。
霞ヶ浦も巨大な湖だが、周囲は関東平野で、山といえば筑波山が遠くに見えるだけである。それに、霞ヶ浦は結構白波が立つ。風が吹いて湖面がざわめくのである。
だけど、琵琶湖はどうなんだろう?周囲に山があるから風が吹き抜けにくいのか?白波というイメージがあまりないのだが、こちらは一年を通して観察しないと分からない。
琵琶湖の散歩道はガランとしていて、数名ランナーが走り去るくらいだった。
何というのだろうか。巨大な湖を前にして、時間がゆっくり流れて行き、日々の仕事の齷齪さが嘘のように思えた。
湖は自然のありようを身近に感じられる。水があり、それが揺らめいている。山だと動かないから、生命感があまり感じられないが、動いている水は生命・自然の動きを感じさせてくれる。
私は湖や川の側に住んでいることが多かった。
霞ヶ浦もそうだけれど、他にもいくつかの湖や川の側に住んでいたことがあった。
やっぱり水辺を前にするのは、落ち着くなと思った。
上の写真の琵琶湖、私の手元にある元の写真だと、細部まで鮮明に写されていて、湖面がとても繊細で美しい。それが再現できないのが残念です。