先日、岡崎の国立美術館で開催のドイツ映画ポスター展に行った。
撮影禁止だったので、写真は撮れなかったが、一部屋だけのこじんまりした展示場だったけれど、アヴァンギャルド的な表現技法を駆使した、まさしくポスター!という感じのポスター群だった。
近頃は、こうした芸術風の映画ポスターも見られなくなった。
上の絵は、同じ階に展示されていた絵画。駅のホームのワンシーンが、戯画風に切り取られている。
岡崎には、芸術・文化の場があちこちに点在していて、少し歩くと平安神宮、少し歩くと美術館、コンサートホール、、、能の劇場、、、などと密集している。
東京だと、上野みたいな感じだろうか。文化の匂いが吹き抜けていく。
一歩、裏道に入ると、昔ながらの京都の町の風景が目に入る。
白川が流れ、疎らに人が往来していく。
川が流れているのではなく、水が流れている。
のどかな、のどかな、土曜日の午後