読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ojos de perro azul:青い犬の目

青が好き。時々刻々と興味・関心が移ろいで行きますが、あまり守備範囲は広くありません、

芸術・教育への意志

f:id:jauma1th:20170218182856j:plain

乃木坂46橋本奈々未が卒業した。

彼女は生活苦の中で乃木坂を受験し、厳しいアイドルの世界に身を投じた。そして、もう芸能界からは引退し、一般人になるという。

 

乃木坂だけでなく、アイドル・俳優など芸能界で生きることは生半可なことではないし、そもそも目立った何かを持っていないと、芸能界に入ることはできないし、何かを持っていても偶然や運に大きく左右される。

 

芸能界は学者の世界と似ているところがある。学者も抜きん出た才能を持っていれば別だが、そこそこであれば、学者としての将来は、通っていた大学や師匠に大きく左右される。芸能界も所属のプロダクションに結構左右される。

 

私も、偶然の経緯から、小劇場系の役者さんをそれなりに見てきたが、テレビや映画で使える力を持った役者は、小劇場には結構な割合でいる。けれど、彼らがメジャーに進出する機会はまずない。この人はすごい演技力があると思っても、その劇団内から出て行くことはない。

有名なキャラメルボックスも、上川隆也がメジャーになったが、それも偶然で、キャラメルの他の凄腕の役者はそのまま、キャラメルボックスで生きている。

 

メジャーになることを望んでいる人ばかりではないだろうが、小劇場の経済的事情を考慮すれば、何らかの改革が必要だと思う。静岡県などのように、自治体がバックアップするとか。

 

日本は、芸術畑に対するお金の配分が上手くないのではと思う。それは、芸術に対する通暁のなさを物語っていて、通り一遍の芸術・文化しか見ていない。

経済的な配分が下手なところは、教育政策にも現れていて、これからの人材を育てようという国の将来に関わる一大事に、お金を投入することを控えてしまっている。