ここ数日、変則的な生活になってしまった。
週末、仕事仲間が退社してしまうので、お別れ会を開いて5人で朝まで話し込んでいた。それに、たまたま私のバースデイも近くで、そのお祝いもしてもらった。
始めるのが遅かったので、飲んで話していたら、いつのまにか終電5分前になってしまっていた。そのあと、店を変えて、5時過ぎまで話していた。
学生の頃はよく徹夜で飲んだり、語り明かしたり、高校生の頃は寝るのがもったいなくて、3日ほど徹夜したりと、夜と昼はあんまり境目がなかった。
でももう徹夜というのは最近はなかったから、こういうのもたまにはいいなと思った。
今日は、久しぶりに写真を撮る時間ができて、夕方、東山駅から白川沿いに京阪祇園四条まで歩き、さらに京阪七条から京都駅まで歩いて、目に止まった風景を写真に収めた。
写真は、記録・芸術だという言い方もできるけれど、目の前に偶然現れた一瞬の閃きを切り取る魔法、もう二度と出会えない瞬間を写し取る鏡といった表現のように、カメラを手にした人の感情と密接に連動したものとしてある、という言い方のほうが今の自分にはしっくりくる。
写真家・荒木経惟のことを、自分が一眼レフで写真を撮るまでは、それほど関心もなく、ヌード写真好きなカメラマンぐらいに思っていた。
けれど、最近たまたま図書館で彼の写真論に収められている写真と言葉を見て、彼が写真を通じて、真摯に自分の感情を伝えていることが分かった。素直で純真な人なんだなと思った。
本日撮影した写真を載せておきます。