今日は雪がまた降り始めたこともあって、早めに帰れた。
早く帰るに越したことはない。
東京ラブストーリーAfter25years (ビッグコミックススペシャル)
- 作者: 柴門ふみ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/01/12
- メディア: コミック
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「頭が分かっていても、心がじたばたしてしまうんだよ」
「わかるよ・・・それがつまり、愛ってやつなんだ」
このセリフが、「After 25 years」を貫いているテーマを、短く言い表したものかと思う。
「華和家の四姉妹」を読んだ途端、「東京ラブストーリー after 25 years」が発売されているのを見つけ、読みました。
人は、時間が経って歳を重ねても、基本的な性格は変わらない。
だから、時間が経過してみて分かることもある。あの時やっぱりそうだったんだって。
以前から言われていることだけれど、女性漫画家の書く漫画は心理描写に優れている。
ストーリー性は男性漫画家の方が優れているかもしれないけれど、心理描写は女性だと思う。
「東京ラブストーリー After 25 years」もこれ1冊で、そんなに長くはないけれど、 読んだという重みがある。登場人物たちの複雑な心の揺れを感じ取ることができる。
以前、小田和正が歌った「東京ラブストーリー」の主題歌にあるように、「あの日、あの時、あの場所で」、たまたま巡り合った人が自分の人生を変え、運命を変えて行く。
不思議なものだと思う。