関西に引っ越してから、岡山市・尾道市にはそれぞれ3、4回くらい行った。
どちらの街も好きだけれど、ここにずっと住むとなれば、おそらく取り残された気分になると思う。
岡山市は発展しているようで停滞していて、中心部の商店街を歩いていると、悲しくなる。1年とか2年とか、年数を定められて住むのであれば、楽しんで住めると思うけれど、ずっと住むのは私には難しいと思った。
尾道市は目の前に瀬戸内海と数多くの島が点在し、海岸近くから小高い丘が隆起していて、その丘に登ると、瀬戸内海の絶景が拝める。
この街は歴史を感じさせるけれど、やはり停滞気味で、観光地としてはいいなあと思うけれど、永住するのは無理だと思う。
こういうことを書くと、住んでいらっしゃる方に失礼だと思うけれど、あくまで私の感覚でそう思うだけで、とても気に入って住んでおられる方も多々いらっしゃると思う。
私は長年住んでいた東京を中心とする首都圏にいるのが、やっぱり一番落ち着くと思う。また、早く東京の街をあちこち歩いてみたいと思う。
とは言うものの、岡山・尾道への旅は大好きである。
それは忘れられた・取り残された感覚を体験できるからのように思う。