一通りの知識や技術を身につけてしまえば、そこそこの写真は撮影できる。
けれど、その先を行こうと思えば壁にぶち当たる。これ以上、どうすればいいのだろうと。
写真は詩に近いのかもしれない。
詩は言葉の芸術だけれど、優れた詩は言葉を超えて、つまり比喩や擬人法などの技法を使って、また言葉の意外な組み合わせによって、日常語を超えた表現が行われる。
写真は光と瞬間とアングルの芸術かなと思う。
写真も、優れた写真を見ると、写真技法の巧みな組み合わせ、被写体との偶然の出会いによって出来上がっているように思える。そして、日常を超えた写真が出来上がる。
同じような写真しか撮れなくなってきた。
本日のベストショットを載せておきます。