内澤旬子『漂うままに島に着き』は、狭い東京を逃れ、小豆島暮らしを決意した内澤さんの移住記。
読んではいないのですが、この本の内容を知った時、数年前に訪れた小豆島のことを思い出した。
その時に撮影した写真です。
土庄港に入ってくる定期船
山がちな小豆島。山の下を走る歩行者用トンネル。
秘境、寒霞渓を歩く
土庄港と背後に聳える皇踏山
都会に住む者は田舎に憧れる。田舎に住む者は都会に憧れる。
上京した者は故郷に憧れる。故郷にいる者は東京に憧れる。
私たちは、ここではないどこかに憧れてしまう。
自分を縛っている環境を脱したいと思ってしまう。