今週は忙しく、帰って机の前に座ったら、うたた寝をしてしまう1週間でした。自分の探し物も分からないまま、ただただ仕事に追われる日々でした。
10月から少し人員の配置替えが行われるので、その事前調整を行ったり、またそれとは無関係に転職される方もいらっしゃって、少々人の移動があり、心が揺れました。
人が去って行ったりするのは、寂しいものです。普段何気に一緒に仕事をしていた人が来週からいないとなると、やっぱり辛い。でも、仕事を離れていく人が、夢を持ち、幸せに生きて行ってくれれば、本当に嬉しいと思います。
若い頃は、仲間が去っていくと、とても寂しくてどうして行ってしまうんだよと、悲しんでばかりいました。でも今は、寂しいけれど、新しい場所で幸せになってくれるのなら、自分の寂しさは乗り越えられるようになりました。
もう明日は10月です。今朝の空にははっきりと、秋の刻印が押されていました。
去って行った人が、色々と考えを巡らして去っていただろうと同じように、残っている私も、たくさんの悩み、楽しみ、悲しみを抱えているなと思います。
自分の生を支えるために仕事は必要です。けれど、その上で、生を輝きのある魂の交流の場とするためには、人と交わり、書物と交わり、社会と交わり、自然と交わることが必要です。そして、そうすることで自分の戦場が見えてくると思います。
探し物はなんですか?