秋分の日も通り過ぎて、少しずつ秋らしい気配になりつつある。鈴虫も鳴いていて、それに、なぜだか猫もニャーニャーとうるさい。
秋の夜長は読書に限る。
私はそんなに活動的な性格ではないので、自宅やカフェでひたすら書物やWebページと向き合っているのが性に合っているし、その時間は楽しい。
私にとっての書物にはいくつかカテゴリーがあって、次の4つかなと思う。
1。頭から読み進めて全編読み終えるもの。これには小説・漫画・ノンフィクションが当てはまる。
2。まずは面白そうな、読みたいページだけを飛ばし飛ばし読んで、最終的に全部読み終えるというもの。これには学術書が当てはまる。
3。一度読んで、その後、何度も何度も繰り返し読んでしまうもの。これには、見たときからピンときて、その本に惚れてしまう本が当てはまる。
4。ペラペラとめくって、読みたいところだけ読むもの。これには雑誌・仕事関係の本が当てはまる。
3。の何度でも読みたくなる本に出会えると幸せだと思う。私にも数冊、そういう書物があるが、そんなに出会えるものではない。
良質の書物はその内容に触れることで、少なからず今までに体験したことがない世界に私たちを連れて行ってくれる。
今読んでいるのは、島田雅彦「ニッチを探して」
まだ少ししか読んでいないけれど、読みやすいし面白い。銀行員の男性が行方をくらますという辺りから話が始まる。
最近、本棚を整理したので、やたらとキレイに本が並べらていて、他の本も気になって目移りしてしまう。
目の前にエンデの「はてしない物語」があり、これもまた読みたいなと思ってしまう。エンデは不思議な世界を描いていて大好きだ。
- 作者: ミヒャエル・エンデ,上田真而子,佐藤真理子,Michael Ende
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1982/06/07
- メディア: 単行本
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