panpanyaの『枕魚』(白泉社)という漫画が少し話題のようだ。東横線が4本あるという都市伝説など、不思議な感覚と既視感に浸れるらしい。
東京で不思議な感覚に浸れる場所として私が思い浮かぶのは、JR板橋駅前である。ここには、幕末に活躍した新選組の近藤勇の墓石がある。ここを訪れたのが夕方だったためか、なんとなく不思議な感覚の場所という記憶が強い。昼間に行ったら、そうでもないかもしれない。
近藤勇とともに、土方歳三の名前も墓石に刻まれているし、二人の墓石を立てた永倉新八の墓石もある。
近藤、土方、永倉、沖田総司、斉藤一、原田左之助など新選組ファンには堪らない場所でしょう。
新選組はともかく、私は板橋という土地が結構好きである。板橋は中山道の起点で、埼玉方面に繋がっていく。この東京から埼玉への橋渡しという場所に、なぜか魅かれる。江戸川区から江戸川を越えて、市川へと繋がっていく辺りの風景も好きだ。
(板橋区荒川土手の風景)
川の向こうに、こちらとは少しだけ違う別世界が存在していると思えるからだろうか?