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ojos de perro azul:青い犬の目

青が好き。時々刻々と興味・関心が移ろいで行きますが、あまり守備範囲は広くありません、

「ブレス」に出会うまで

「ブレス」とは、RADWIMPSの名曲である。ある何かに出会うまでに、人はどのような経路を辿るのだろうか?

ほんの1年ほど前、私はRADWIMPSの存在を全く知らなかった。私がRADを知ったのは、伊藤万理華松井玲奈を通じてであった。この二人は乃木坂46のメンバーで、ある番組で伊藤が永戸鉄也が好きだと発言していて、永戸鉄也はRADのCDジャケットをデザインしているデザイナーだという。そして、松井はRADのファンだという。

私はアイドルにはあまり詳しくないのだが、乃木坂46に関しては例外で、メンバーの生駒ちゃんこと生駒里奈のおしゃべりシーンをたまたま見かけたところ、こんなアイドル見たことがないという独特の秋田弁のしゃべりで、この子は面白いと思って、乃木坂の曲を聴いてみたところ、アイドルらしくなく旋律の綺麗な名曲ぞろいで、驚いた。

という経緯で、乃木坂の番組を通じてRADを知った。

けれど、ここからさらに、「ブレス」に行き着くまでには、いくつかのきっかけが必要だった。カラオケに行くと、若い人たちは私の知らない曲を歌ったりする。RADではなく、味噌汁’sの歌を歌っていた友人に、RADWIMPS知っている?と聞いたところ、え?RADWIMPS知っているんですか?と驚かれた。

私も、マイナーだと思っていたRADを人が知っていると分かって、反対に驚いたのだが、どんな曲なのか聴いてみた。でも、その時聞いたのは恋愛が内容の歌で、まあ、悪くはないけど、どうかな?くらいの印象だった。そして、しばらく時間が経過した。

それで、ある時、そう言えば永戸鉄也が手がけたRADのジャケットってどんなのだろう?と思って調べてみたら、なんかいいなと思えるデザインで、そこに入っている曲の出だしを聞いてみたら、ピンときた。これが切っ掛けでRADの曲の多くを聞くようになった。

永戸鉄也のジャケットを通じてアルバム全体を聞くことで、私はRADWIMPSの世界観に触れたのだと思う。一曲聞いただけでは分からない世界観に接触できたことで、初めてはっきりと、RADが好きか嫌いかの判定ができる地点に立てたのだと思う。

そして、ここから例えば「ブレス」に出会うまではすぐだった。


ブレス

 

触れたら壊れてしまいそうで

触れなきゃ崩れてしまいそうな

 

ある何かを好きになるってことは、考えてみれば、本当に偶然の産物かもしれないと思う。そう考えると、何かではなく誰かを好きになることは、さらに偶然の産物で、奇跡と呼べることなのかもしれない。