ojos de perro azul:青い犬の目

青が好き。時々刻々と興味・関心が移ろいで行きますが、あまり守備範囲は広くありません、

勧誘する宗教

昨日、宗教について気になると書いたけれど、何が気になるのかと言えば、宗教に関心があっても、実際に宗教団体に入って活動をする人と、そういう行動を起こさない人とがいるわけで、その違いはどこから来るのかな?という点である。

私の過去の経験を紐解けば、一番最初の宗教体験は、大学時代に統一教会の勧誘を受けたことである。大学の宿舎に住んでいた青二才の私は、宗教にも統一教会にも全くの無知であり、勧誘を受けた私は、のこのこと統一教会の支部まで足を運び、そこで宗教のビデオを見せられた。そのあと、セミナーに参加して欲しいという話があって、参加費用も見せられ、確か何十万単位の費用だったと思う。

そのあとの記憶はあまりないのだが、結局断って、宿舎で友人に相談したら、おまえ馬鹿だよと言われて、そのあとしばらくしつこく勧誘されたのだが、居留守を使ったりしてなんとか撃退した。

これが勧誘系宗教との最初の出会いだったのだが、今思うと、宗教にはなんの関心もなかったし、それに宗教でなくても勧誘されていれば同じような行動をとっていたと思う。ここにはまだ、宗教というものとの本当の出会いはなかった。

私が宗教と本当に接触したと感じたのは、前にもどこかに書いたと思うが、グアテマラの教会での体験であり、そのあとに起こった地下鉄サリン事件を引き起こしたオウム真理教について詳しく読んだりしたときである。