ojos de perro azul:青い犬の目

青が好き。時々刻々と興味・関心が移ろいで行きますが、あまり守備範囲は広くありません、

音楽

「ブレス」に出会うまで

「ブレス」とは、RADWIMPSの名曲である。ある何かに出会うまでに、人はどのような経路を辿るのだろうか? ほんの1年ほど前、私はRADWIMPSの存在を全く知らなかった。私がRADを知ったのは、伊藤万理華と松井玲奈を通じてであった。この二人は乃木坂46のメンバ…

音楽を聴き入ることへ

カラオケが日本に根付いて久しい。ゲームセンターやボーリングに行くよりも、カラオケに行くという家族やカップルが今では多いのではないかと思う。 カラオケが流行るというのは、一つには音楽が歌の部分というかボーカルとして捉えられている、ということが…

言葉がメロディーに溶け込む、RADWIMPS

日本語が理解できる我々には、J-POPを聞くと、どうしても言葉がメロディーと同時に耳に入ってくる。考え事や本を読んだりして言葉に接している時、そばで言葉が鳴り響いていると、邪魔になり集中できない。クラシックやジャズといった音だけの世界だと、邪魔…

モテるモテない、ピアニスト、雰囲気

音楽家の中には、モテるタイプの音楽家とモテないタイプの音楽家に分かれるというのをどこかで読んだことがあるが、まあそうだろう。ベートーヴェンやブラームスはモテないだろうし、リストやショパンはモテただろう。音楽を聴いてみても、前者は悪く言えば…

今度君に会ったら

#22 KAN - 今度君に会ったら KANの名曲。今度君に会ったら 言葉は難しくて表現が足りなくて 君のこと少しも分からないまま 僕の気持ちも伝えられなかったから 言葉は難しい。伝えることは難しい。けれど、本当の思いを持ってぶつかれば、必ず相手に伝わる。…

『小さな生き物』(2013)から『醒めない』(2016)へ

小さな生き物とは、『小さな生き物』CD歌詞ブック表紙の金魚のこと(だけ)ではなく、私たち人間のことである。スピッツの歌詞では私たち人間のことを、生き物とか獣とか生物に喩えることがある。『醒めない』でも、1曲目「醒めない」の中に「単純だけど繊細な…

何の変哲もないLove Song

KAN作詞作曲の歌です。youtubeのはミスチルの桜井さんが唄ってます。KANとミスチルって交流あるんだね。「抱きしめたい」をKANがカバーしてたり。 何の変哲もないLove Song by Bank Band from ap bank fes '06 晴れわたる空に白い雲 君とぼくがいて なんでも…

『進化論』大きな世界と小さな世界の蝶番

Mr.Children『進化論』を聴いて耳に残るのは、「今日も回ってる ああこの世界 愛しき世界 君と回してる」というサビの部分だ。 この部分だけを見ると、私と君の二人だけの対の世界を、今日も二人で慈しんで回しているという、よくある愛の歌のように思える。…

スピッツ『楓』はもう20年近く前の曲だけれど、若い人でも好きな人は結構いるみたいで、今でも色褪せない輝きを保っている。 この曲の中に、「かわるがわるのぞいた穴から 何を見てたかなあ?」という歌詞がある。 歌詞を読まないと、「かわるがわるのぞいた…

音楽3つ

今は珍しくあまり気分がブログに向かない。というか、何となく憂鬱。理由は特にない。また、気が向いたら書きます。 だから、お薦めの曲を貼り付けておきます。 月の光 ドビュッシー 『月の光』は名曲だけれど、黒沢清監督の『東京ソナタ』を見るともっと好…

チェット・ベイカー

今一番気になる問題は宗教についてである。けれど、問題が大きすぎて少しずつ考えていかないと、漠然としすぎている。また宗教については方針を立てて考えていきたいと思う。 肩の力を抜いて、音楽のことを書こうと思う。 私は音楽がとても好きである。聴く…

ヨシュア・ツリー

モーゼから後継者を委託されたイスラエルの指導者ヨシュアは、旧約聖書のキリストと呼ばれている。 U2の『ヨシュア・ツリー』は、ヨシュアが天に向けて手を伸ばし、アイの町を攻撃した姿に似た樹木ヨシュアツリーをモチーフにしている。 Joshua Tree アーテ…

雨音、カフェの音

梅雨の時期に、雨の音も必要ないかと思われますが、不意に雨音が聴きたい時ってありませんか? rainymood.com rainycafe.com

第二のギター

バンドは4人で構成される。ボーカル、ギター、ベース、ドラム。けれど、ボーカルがギターを持つこともよくある。 ビートルズの影響を受けたMr.Childrenは、ボーカルがギターを掻き鳴らす。メインギターとは異なり、ひたすら忙しなくギターを掻き鳴らす。ま…

みなと

スピッツ / みなと スピッツの最近の作品です。

SEKAOWA

TONIGHT LIVE SEKAI NO OWARI 久しく聞いていなかった世界の終わりを聞きました。 彼らの音楽は馴染みやすいメロディーに、生命や命といったbiologicalな歌詞、愛といったmentalな歌詞が覆い被さります。 身体の中へ。

進化論

Mr.Children「進化論」from Stadium Tour 2015 未完 大小の様々な歯車が複雑に絡み合い 今日も廻っている ああこの世界 愛しき世界 君と廻していこう

大宮サンセット

スピッツ - 大宮サンセット(live2014) この街で俺以外君のかわいさを知らない今のところ俺以外君のかわいさを知らないはず 大宮サンセット君は何故悲しい目で微笑む大宮サンセット 手をつないで歩く土曜日 小さなことが気がかりで何度も繰り返し考える優しい…

醒めない

醒めない(初回限定盤)(Blu-ray付) アーティスト: スピッツ 出版社/メーカー: Universal Music =music= 発売日: 2016/07/27 メディア: CD この商品を含むブログを見る 7月にスピッツの新アルバム『醒めない』が発売されるとのことです。待ちに待ったファンは…

音、空気

01デニスブレイン ホルンソナタ 音は楽器が奏でる。声も奏でる。街には車の音、電車の音など音に溢れている。 名手ヘルマン・バウマンは、私はホルンを歌うように吹いていますと、語っていた。 音は空気の振動。空気がなければ音はない。感動もない。

さらさら

「さらさら」は最近のスピッツの名曲です。グループサウンドって凄いなと思います。たった四人で、人に感動を与えるシンプルで複雑なサウンドを作り上げてしまう。特にベースの音作りは聞かせどころで、ベースの音だけに集中して曲を聴くのも一興です。 スピ…