ojos de perro azul:青い犬の目

青が好き。時々刻々と興味・関心が移ろいで行きますが、あまり守備範囲は広くありません、

音楽

音楽は社会の関数である

今朝、たまたま耳にした音楽が、ルックの「シャイニオン」だった。 とても懐かしく思った。一度聞いたら忘れられない曲である。 もうとても前の曲で、1980年代頃の曲だと思う。 歌詞自体は、別れた女性が忘れられないという、ありふれた陳腐なものだが、この…

崎谷は憂鬱だ

当時まだマイナーだった崎谷健次郎の曲に触れたのは、たまたま後輩の部屋に行ったことがきっかけだった。 何の曲だったか覚えていないのだが、崎谷の曲が流れていて、それまで聴いたこともない曲調と歌声であり、これ誰?と聞いた。 それから数年、ずっと聴…

Mr.Children覚書

1988年12月、年の瀬を迎えた頃、4人のミュージシャンが渋谷のロイヤルホストに集まって、バンド名を考えていた。紙ナプキンに書かれたその名前は、そう「Mr.Children」だった。 1989年昭和64年が到来した。 昭和64年は7日しかなかった。激動の昭和が終わり、…

停止した時間の中で境界線を歩く

今日も列車は運休が多い。 若き日々、長い間暮らしていた茨城県では、自動車かオートバイがないと生活できなかった。 電車が中心の生活は、東京に移り住むまであまりしたことがなかった。 子供の頃は自転車かバスだった。 滋賀県も茨城県に似ていて、自動車…

100 years ago

昨日は、部下のミスの後始末で、本人ともども出勤した。 昼から長く伸びた髪を切りに行った。 ふと、髪を切ってもらっている最中、山口市に行ってみようかと思った。 結局、行かなかったのだが、行くつもりでいたので、新幹線で読もうかと思い、『文学界7月…

「僕の不可避。」飛んで行くことが出来ないのならば

itunes始め、各配信サイトでMr.Childrenの全曲が配信され始めました。 とても喜ばしいことです。 Mr.children over 中文字幕 「over」など和製ビートルズばりの名曲は、現在聴いても素晴らしい。 Ryuichi Sakamoto:CODA スタンダードエディション [DVD] 出版…

旅は、忘却の遠い記憶を呼び覚ます(長崎探訪記2)

長崎の旅の途中で、どうした訳か、突然バックストリート・ボーイズ「shape of my heart」を口ずさんでいた。 帰宅してから、ふと、そう言えば、さだまさしって長崎出身だったなと思った。 シングルレコード「雨やどり」のB面は「絵はがき坂」である。 「絵は…

夢を追う君へ 思い出して 躓いたなら

東京駅丸の内口 聖なる天蓋 SEKAI NO OWARI「サザンカ」 ホテルのテレビで、平昌パラリンピックのニュースを見た。 嬉しいのに 涙が溢れるのは 君が歩んできた道のりを 知っているから 思い出して 躓いたなら いつだって物語の主人公は 笑われる方だ 人を笑…

春の嵐の後に

Apple Musicでは、4500万曲が1ヶ月980円で聞き放題である。 これは恐ろしくお得であり、音楽好きには堪らない環境である。1日に100曲聞いたとして、一生かかってもそのほんの一部しか聞けない。 この関係は、人との関係と同じである。世界に何億といる人のほ…

君の代わりに僕が炎上してやるさ

物理と化学と日本史が勉強したかったから、高校時代その三つを選択した。 大学時代、英語ではなく他の言葉を一つでも学びたかったから、英語の授業は取らなかった。 カール・ポランニーは、自分のしたいことを学ぶのが本質的なことだと言っていた。 理科系と…

現実は何処かで彎曲し別世界に通じている

何かの拍子に、いつも不思議だなと思うことがある。 それは、過去に知り合った人たちが今この瞬間、どこかで生きていることである。目の前にいないのに、どこかで生きているという事実。そのことがとても不思議に思える。 しかし、この不思議さは、簡単には…

書けない時は書けない。書ける時は書ける。 糸 BankBand BankBandが中島みゆきの「糸」をカバー。 随分前のカバーですが、知らなかった。 糸 - 中島みゆき 原曲の歌詞付き。 なぜめぐり逢うのかを 私たちは何も知らない。 いつめぐり逢うのかを 私たちはいつ…

ヨーロッパが歌う、日本が囁く

ヨーロッパは、その精神性において日本と全く異なる。 例えば、ヨーロッパ人の異性との関係性は、日本人とは違う。 自由や平等や権利といった概念を、日常生活に取り込んでいるのがヨーロッパ人なら、日本人は学校の授業で聞くレベル。 ヨーロッパを評価して…

地方都市、アン・ブーリン、第三の性

日常生活の買い物をする時は、近所のお店で必要なものが買える。ほんの30分もあれば、スーパーや雑貨店やコンビニを回り、用事は済んでしまう。 でもこれは、誰にでも当てはまる普通のことではない。 私の先輩のある人は、地方都市に出張で行くと、必ずその…

視線の先に対象がある

ここ数週間、週末になると部屋の衣替えを少しずつやって来た。 今週末は、もういい加減に完成させようと、一気にほぼ決着をつけた。 部屋の家具の置き方から、小さな小物の置き方まで、無理のない動きができるように 気を配って配置してみた。無駄なものを買…

歯を大事にしよう。生命に関わるほど歯は重要です。

私は、虫歯が全くない歯で、でもここ数年は、時々親知らずを抜いたりしに、歯医者に行くことがあった。 先日、ひどく下の奥歯の歯茎が腫れて、ご飯が食べられないので歯医者に行った。 虫歯か歯槽膿漏かと思ったのだが、6歳臼歯と呼ばれる歯の骨が細くなって…

なんで君が泣いているのか分からない日もあった

台風がなかなか通過しない。 明日の朝、大丈夫なのだろうか。電車ストップ・遅延でバタバタするかもしれない。 非日常は子供にとっては嬉しいだろう。明日、学校休みかもしれないとか、午後からかもしれないとかで、ワクワクするだろう。 私も小学生の頃、授…

消え去ってしまった思い出、そしてまた未来の思い出に

Mr.Childrenの初期の曲を聴いていると、様々な風景や思い出が交差して蘇ってくる。 長く続く川沿いの道を、何度も何度も車で行き来した。橋を渡り、隣の町からその先の町へと車を走らせた。 鉄橋を越え、歩道を通っていく自転車。眼下の川には、砂利船が行き…

30代への離陸、「innocent world」

20代の風景というものは、あると思う。 物憂げでも、未来が果てしなく続き、街でたまたま出会った音楽に、自分の明日を空想し重ね合わせる。そんな心象風景。 20代は何かを見ているのだけれど、もっと大きな構図は見えていない。 それが若さの風景。 30代も…

ミスチルも25周年か、月日が経つのは早いものだ

Mr.Childrenが、数ヶ月ほど前から、とうとうitunesなどでネット配信を始めた。 ベスト盤で、1年限定ということらしいけれど、今後もネット配信してくれればって思います。 ベスト盤なので、私などファンは、全てオリジナルCDを持っていると思います。 ただ、…

真っ白なものは汚したくなる

からふねやのイチゴパフェ 頼んでみたらかなり背が高くてびっくりした。 早く食べないと溶けてしまう、、、 出来なかった仕事を片付けてから帰ろうと思って寄ったのだけれど、上に伸びているアイスの部分を食べてからになってしまった。 私は甘いものには目…

傘を差し出す君に映る僕は濡れてない

魔法は いつか解けると 僕らは知ってる 月が咲いて太陽が今枯れた 傘を差し出す君に映る僕は濡れてない 水たまりに映る僕は雨に濡れてた 幸せなような 涙が出そうな この気持ちはなんて言うんだろう ファフロツキーズの夢を見て起きた 涙が頬で乾いていた 虹…

RAIN

SEKAI NO OWARIが新曲を出した。 「RAIN」 映画の主題歌らしい。 SEKAI NO OWARI「RAIN」Short Version いつも通りのセカオワ調健在の新曲だ。 ある晴れた土曜日か日曜日の早い時間に、有楽町線の千川駅で降りて、図書館に行ったことがあった。 なぜ、わざわ…

ストラヴィンスキー「火の鳥」1919年版

坂本龍一の「async」を聴いていて、ストラヴィンスキーの「火の鳥」に連想が行った。 「火の鳥」は好きでよく聴いていた。 「火の鳥」にはいくつかの異なったver.が存在していて、私が好きなのは、1919年版である。最初に聞いたのがこのヴァージョンだったか…

今度君に会ったら

また、外国へ戻ってしまうの? アリアドネの麻の菜は、また忽然と消えてしまったみたいだ。 今回、帰国してから、仕事を言い訳にして、何も言えなかった。 何を言えば、どう言えば、考えていたけれど、言えなかった。 迷惑になるかもしれないし、私自身、言…

async、非同期のなせる同期

坂本龍一の最新作『async』とは、非同期という意味である。 asynchronization、非同期。シンクロしない。波長が合わない。非同時、非同調、非協調性。 しかしながら、この音楽は非同期だから、環境とシンクロしないのではない。 非同期だからこそ、どんな環…

夢の中の僕は兵士、7人の敵を撃ち殺した

「昨夜見た夢の中の僕は兵士 敵に囲まれてた だから仕方なく7人の敵と吠える犬を撃ち殺して逃げた」 これは、Mr.Childrenの「Fantasy」に出てくる歌詞の一部である。 この歌は、現実と幻想・空想・Fantasyが交互に顔を出す歌詞進行で、上記の部分は、もちろ…

逆上がりの世界

GWを過ごした後の仕事場は、問題ありきの場所に映った。 だから、何かと仕事方面に偏ったブログになった。 話題転換 先週、東南アジアからある人が帰って来た。 その人はある活動を行なっていて、数ヶ月単位で日本との間を行き来しているのだが、この人の生…

デッサン、理解のための設計図

「絵画におけるデッサンとは、対象を理解するための設計図だ」 村上春樹『騎士団長殺し』に、そうした記述がある。 絵画の技法を、第三者として分析した時に出てくる言葉の一つだと思う。 絵画。音楽。映画。 いわゆる芸術と言われるものは、製作者の才能と…

あんまり覚えてないや

Mr.Childrenの「あんまり覚えてないや」は、人や物とのふれあいの蓄積を主題にしている。 好きだった女の子と一晩過ごしたこと 突然の奇跡のようなメロディーを思いついたこと けれど、あくる日になれば、その出来事もメロディもあんまり覚えていない 年老い…