ojos de perro azul:青い犬の目

青が好き。時々刻々と興味・関心が移ろいで行きますが、あまり守備範囲は広くありません、

写真

街が暮れていく、どの街も暮れていく

休暇中、遠出はせず、神戸に行ってみた。 元町で降りて、海岸方面へ歩いてみた。もう夕方になっていたから、焦点の合わせにくい写真になりやすかった。 それでも、被写体は絵になるものが多かった。 メリケンパーク入口付近の写真 大震災のモニュメント 復興…

梅雨空と七夕と祇園祭のエレジー

以前撮影した写真をランダムに並べてみました。 近頃、自宅の自動車を使うことが増えて来た。出勤時に音楽を聴くようになって来た。 数年前までは、当たり前のようにやっていたのだけれど、ここ数年、自動車も音楽も、使い方・楽しむ時間帯が変わっていた。 …

レンズに映るフレッシュグリーン

街には些か強い風が吹いていた。 通りを行き交う人たち、鮮やかなグリーン色の樹々 陽の光が、川の調べが、車の排気音が、雑踏の響きに混じって、淡く遠く夢のような空間を作り上げる。

さくら、さくら、今咲き誇る

桜が満開でした。 気持ちが良いものです。桜の写真を撮るのは! さくら、さくら、今咲き誇る 刹那に散りゆく運命と知って

静かに打ち返す波のように

昨日、旅の最終日、まだ行っていないところで静かな場所と思い、山口県周南市徳山に宿泊した。以前の徳山市だ。 ホテルの目の前に瀬戸内海が横たわっていた。静かに打ち返す波の音が、桟橋にあたり、岸にあたっては、微かなざわめきとなって消えて行く。 遠…

蚊のいない夏、幽霊のいない夏

旅も二日経過し、旅行というよりは、日常生活を普段と違った場所で過ごしている感覚になって来た。 昨日は熊本市から博多に向かい、だけど、相当な暑さでもう動きたくないと思った。 一先ず、博多駅前を撮影して記録に残しておきます。 エスカレーターの利用…

くまモンを追って

熊本駅に到着。くまモンはどこにでもいる。 中国・九州は路面電車が走っているところが多い。 長崎市、鹿児島市、熊本市、広島市、岡山市など。 くまモンスクエアを見つけた。 くまモンは有名だけれど、子供向けキャラクターかな。 スクエアの中にある。楽し…

南洲翁の地へ

南洲翁こと、西郷隆盛の故郷、鹿児島市に来た。 山陽・九州新幹線は、大変な混雑ぶりであった。自由席しか購入できず、博多まで立っていた。帰省ラッシュであり、仕方のないことである。 桜島と市内を回った。 西郷・大久保・ザビエルの銅像があった。 最後…

ロザリオとアトミックボム(長崎探訪記1)

新幹線、特急かもめを乗り継いで長崎市まで行ってきました。 長崎ちゃんぽん、坂の町、キリスト教、原爆。 今回の旅の動機は、長崎のこれらのキーワードには全く関係していませんでした。 九州のどこか。 小学生の時に一度家族旅行していましたが、長崎には…

夢を追う君へ 思い出して 躓いたなら

東京駅丸の内口 聖なる天蓋 SEKAI NO OWARI「サザンカ」 ホテルのテレビで、平昌パラリンピックのニュースを見た。 嬉しいのに 涙が溢れるのは 君が歩んできた道のりを 知っているから 思い出して 躓いたなら いつだって物語の主人公は 笑われる方だ 人を笑…

二条城、徳川将軍家の誕生と終焉の地

徳川時代の始まりと終わりの舞台になった二条城を撮影して来ました。 まあ、綺麗かな。 拡大写真 門の反対側。図柄が違う。 広いね。 こちらも凝ってる。 庭園に続く門。鐘が二つ見える。 どうなんだろう?庭はよく分からん。 割と気に入った門構え。 東山方…

年末の波が押し寄せる

シングルスカルから延びたオールが、水面の水を掴み、勢いよくスカルを進ませる。 琵琶湖の瀬田川大橋を潜って、オアーズ人たちが進んでいく。 もう関西に来てから、まる4年が経過した。 ねきから、もうちょっと離せへん? 関西弁を解さない人からすると、何…

地方都市、アン・ブーリン、第三の性

日常生活の買い物をする時は、近所のお店で必要なものが買える。ほんの30分もあれば、スーパーや雑貨店やコンビニを回り、用事は済んでしまう。 でもこれは、誰にでも当てはまる普通のことではない。 私の先輩のある人は、地方都市に出張で行くと、必ずその…

左右対称でない、波や草木の如く

ここ毎週、週末になると友達と飲みに行っていた。 私は誘われるとほぼ100%行くので、次回も誘われることが多く、そういう人が増えてくると、しょっちゅう飲んだり食べに行ったりすることになる。 でも、人といることが苦にならないし、帰りたくなったらさっ…

闇夜に、人の波が、店の灯りが、浮かび上がる

We went bar crawling yesterday. 昨夜、はしごしたよ。 英語の例文のような文章ですが、はしごを6軒ほどしました。 巨人軍時代の王選手は、オフになると後輩を従えて、おごりで銀座の街を10軒はしごしていたそうです。 京都の街には、美味しい店が多い。そ…

途中から読む、頭から読む、最後から読む

ラーメン屋→本屋→パフェというのが、週末のおきまりコースである。 どうも、今の私は、ラーメンとパフェが食べたいみたいだ。 最近本屋で購入した書籍をいくつか挙げておきます。 フェルマーの最終定理 (新潮文庫) 作者: サイモンシン,Simon Singh,青木薫 出…

視線の先に対象がある

ここ数週間、週末になると部屋の衣替えを少しずつやって来た。 今週末は、もういい加減に完成させようと、一気にほぼ決着をつけた。 部屋の家具の置き方から、小さな小物の置き方まで、無理のない動きができるように 気を配って配置してみた。無駄なものを買…

金木犀が香り、過去が振動する

今年も、突然、数週間前から金木犀の匂いが香り出した。 嫌いではない。でも大好きという匂いでもない。けれど、季節を感じさせる匂いとして代表的な金木犀の匂いは、初秋への思いと重っている。 金木犀の匂いが立ち込めると、過去へと遡行してしまう。過去…

写真の世界、現実と瓜二つなもう一つの世界

写真は、現実を写し取っていると見られている。 しかし、カメラの操作で、写真は現実よりも明るくなったり、色が青くなったりする。 つまり、カメラがもう一つの現実を構成する。 さらに、カメラを操作する人の嗜好や見方によって、現実はいかようにも写真の…

本能寺を通り抜けて

昨日、京都市役所前で降りて、京都市役所を通って寺町商店街に入り、本能寺を通り抜けて、いつものように本屋に向かった。 市役所の向かい側にあるホテルオークラ地下通路から地上に向けて歩くと、上記二つのオブジェが目に入る。 京都市役所。工事中だった…

なんで君が泣いているのか分からない日もあった

台風がなかなか通過しない。 明日の朝、大丈夫なのだろうか。電車ストップ・遅延でバタバタするかもしれない。 非日常は子供にとっては嬉しいだろう。明日、学校休みかもしれないとか、午後からかもしれないとかで、ワクワクするだろう。 私も小学生の頃、授…

夏の終わり、東山給水塔を探して

名古屋に、それほど知られていなくとも、変わった建物はないかなと調べていたところ、偶然、東山給水塔を発見した。 レトロな風貌が目を引いた。 しかし、行ってみたら、ご覧のように閉まっていた。 でも、高い建物なので、少し歩けばその頭が目に入った。 …

ノリタケの森、都会のオアシス

少し遠くへ、速く行きたい。 週末近くになると、いつもそういう思いに駆られる。 今週は、名古屋のノリタケの森に行ってみた。 名古屋駅から15分くらい歩いたところにある。そんな近くにあるんだと思った。 名古屋は、割と都会の中のあちこちに公園がある。 …

鳥辺野を散歩する

しばらく家に籠っていたので、今日は夕方、出掛けてみた。 どこということはなく、何となく、いつもよく行くラーメン屋に行って、本屋に寄って、帰ろうかとも思ったのだが、写真を撮ろうとも思ってきたので、電車に乗って、清水五条まで行った。 上と下の写…

横に伸びる建造物、茫漠とした広場

写真の構図として、横に平行に伸びる構図、上の写真のように横長で整頓された落ち着きのある構図を撮影するのが、心地いい。 この写真は先日撮影した下関駅前のビルの写真です。 上の写真のような構図を、比較的有名な作品で言うなら、エドワード・ホッパー…

直島、今治、松山、その写真記録

直島の港近くに展示されているオブジェ3つ。 茫漠とした空間と時間。 次の高松行きまで3時間ほどある。 島全体を見ることもできたが、港近くでウロウロ。 待合場所で、本を読んだり、ゲームをしたり、ウトウトしたり。 島の時間は、東南アジアやラテンアメ…

桜並木の道の上で

今日は夕方から髪を切りに行った。かなり伸びていたからだ。 その後、祇園を抜けて八坂神社と円山公園に行った。桜はもうかなり散っていた。 まだ残っている桜を探しながら、知恩院を横目に華頂を通り、東山駅まで歩いた。 午前中は仕事の準備をしながら、ス…

駅が、電車が通り過ぎていく

グーグルだったか、flickrだったか、駅のホームを撮って掲載している人がいました。 松本清張『点と線』は、駅の列車のすれ違い数分を使ってトリックを仕掛けた作品。 上の3枚は名古屋駅中央線ホーム。貨物列車が通り過ぎていく。 列車に乗ると、駅が通り過…

金山駅前の土曜日の午後

今朝は起きるのが遅く、ちゃんと机の前に座ったのが10時頃だった。 それで、天気もいいし出かけるかと思って、、近所とか大阪とか姫路とか尼崎とか、色々と浮かんだのだが、うーん、、、みたいな感じで、閃いたのが新幹線で名古屋行きだった。時々、新幹線に…

Twilight Avenue

ここ数日、変則的な生活になってしまった。 週末、仕事仲間が退社してしまうので、お別れ会を開いて5人で朝まで話し込んでいた。それに、たまたま私のバースデイも近くで、そのお祝いもしてもらった。 始めるのが遅かったので、飲んで話していたら、いつの…