ojos de perro azul:青い犬の目

青が好き。時々刻々と興味・関心が移ろいで行きますが、あまり守備範囲は広くありません、

猫になりたい

先斗町を足早に歩いていたら、二匹の猫が丸く蹲っているのを見つけた。 猫は、場所によって顔つきが変わる。 A町の猫たちが美人ぞろいだとすると、B町の猫は太っていたり、C町の猫はあまり可愛くないとか、、、そういう傾向がある。 練馬区のある街に住んで…

年齢を重ねて

原宿駅で降りて竹下通りを抜け、裏道を通りながら会社まで行った。時には外苑前で降りて出社することもあった。 近くに明治神宮もあり、荘厳さとお洒落さが同居している街だった。 いつ歩いても落ち着いた感じで、人は確かにたくさん歩いていたが、息苦しい…

平成の風景2。明日は知れず〜消滅した街の停電〜

「Tomorrow never knows」が街に鳴り響いていた頃、東京東部の自宅近郊をよく歩いた。 とどまる事を知らない時間の中で いくつもの移りゆく街並を眺めていた 新宿・池袋・銀座・御茶ノ水の街によく行った。どこまで行ってもどこまで行っても街が続いていく東…

In Your Own Way

新聞の広告を見たとき、読んでみたいと思った。 沢木耕太郎の『作家との遭遇』という作家論集に収められている卒論のことである。 作家との遭遇 全作家論 作者: 沢木耕太郎,藤田嗣治 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2018/11/30 メディア: 単行本 この商品…

平成31年という年末

年末から正月にかけて、今年は休暇が長かった。 だけど、遠くへ旅行はせず、自宅にいて、読書三昧・映画三昧・音楽三昧・ネット三昧な生活を送った。 久しぶりのこの1週間の仕事は、とても長く感じられた。 早く眠くなって、8時か9時には寝てしまった。食…

平成の風景1。Mr.Children〜声から意味へ〜

平成が始まる直前の1月4日、私はある建物の食堂にいてテレビで天皇陛下の容態を見ていた。年号が変わるだろうなど初めての経験であったし、そもそも昭和が終わるということ自体に実感がなかった。 だけど、昭和64年(1989年)1月7日早朝、昭和はあっけなく終…

チェスのようなこの世界で

紅葉の街をいくつか歩いた。 色彩は私たちの生活に細やかな賑わいを見せる。 流れていく風、きらめく木漏れ日、さらさらと小さな音を立ててもみじの葉がざわめく。 誰もが今を生きるしかない。 豊かであっても、貧しくても、今を生きるしかない。 神社の灯篭…

霜月騒動

和歌山市を訪れた。 紅葉を撮影した。 街はかなり紅色に染まっていて、あちこちの場所で色彩の綾なす空間を観賞することが出来た。 主に和歌山城を撮影した。 徳川御三家の栄華が偲ばれるほどに、和歌山城は堂々とした城であった。 12月近くなると、銀座の山…

世界は少しずれて、繰り返す

しばらく前ですが、明石海峡大橋を撮影しました。 海を見たのは久しぶりでした。 橋が淡路島に向けて一直線に、ダイナミックに、繋がっていきます。 増補改訂版 新・リュミエール―フランス文法参考書 作者: 森本英夫,三野博司 出版社/メーカー: 駿河台出版社…

月夜、涼しく静かな月夜

はてなブログにimacからログインできなくなってしまった。どうしてなのか調べてみないと分からない。 mac bookからだとログインできる。 しばらく風邪気味だった。私には珍しく昼から退社した日もあった。風邪薬を飲んで寝たら随分マシになったけれど、風邪…

洋上の人となりにければ

しばらく更新していなかった。半月ほどしていなかった。私にしては珍しいことだ。 仕事が忙しい訳ではなかった。むしろ楽になってきていた。 夏の疲れで眠くなるのが早かったが、書く時間がない訳ではなかった。 忘れていたのでもない。結局、書く気が起きな…

新しい空気を入れて

今日、仕事があった。 早朝、いつもと異なる交通手段で通勤した。 普段は通らない民家の垣根や玄関のある通りを抜けた。そこはかつて、私も属していた空間だった。人のぬくもりの匂いがした。人が生きている感触が伝わってきた。 私も東京のいくつかの場所で…

911、2018 平成最後の911

8月は意外とブログを書いたからか、9月に入って時間は結構あるのに、それほど書こうという気にならない。書くネタはたくさんあるのだが、ネタがあるのと書く気になるのとは違う。強制的に書かなくてもいいから、書きたいと思うときに書くまでである。 この頃…

音楽は社会の関数である

今朝、たまたま耳にした音楽が、ルックの「シャイニオン」だった。 とても懐かしく思った。一度聞いたら忘れられない曲である。 もうとても前の曲で、1980年代頃の曲だと思う。 歌詞自体は、別れた女性が忘れられないという、ありふれた陳腐なものだが、この…

There is no such thing as coincidence.

この世に偶然などない。全ては必然だ。 There is no such thing as coincidence. 大きな災害に見舞われたり、交通事故に遭遇したり、空き巣に入られたり。 もう随分前に、東京の青山に父親が来たことがあった。洒落たバーで酒を飲んだ。 何を話したか覚えて…

昭和は遠くなりにけり

『ちびまる子ちゃん』の作者さくらももこが逝去した。 平成とともに始まったアニメ版をよく見ていた。そこに描かれていたのは昭和時代であった。数年前に昭和が終わったから、懐かしさもなく、世間にはまだ昭和の名残があった。 昭和時代とは何だったのだろ…

孤独はなぜ僕を見つめ続ける?

老後をどう過ごすか? 『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』の私は、ギリシア語とチェロを練習する老後を思い描いている。 これは私の理想にも近い。語学と音楽好きな私も、ピアノ、バイオリン、フルートなどとギリシア語、ロシア語、中国語など…

崎谷は憂鬱だ

当時まだマイナーだった崎谷健次郎の曲に触れたのは、たまたま後輩の部屋に行ったことがきっかけだった。 何の曲だったか覚えていないのだが、崎谷の曲が流れていて、それまで聴いたこともない曲調と歌声であり、これ誰?と聞いた。 それから数年、ずっと聴…

メモランダ

夢印 (ビッグコミックススペシャル) 作者: 浦沢直樹 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2018/07/30 メディア: コミック この商品を含むブログ (1件) を見る 浦沢直樹が短期連載していた『夢印』が早くも単行本化している。 これ一冊で完結しているので、いつ…

ぼんやりしていること

土曜日の午後は、金曜日の朝と同じくらい好きな時間だった。 学生寮のベッドの上に寝転んで、外に生い茂る木々を見ながらぼんやりしていた。 仕事を始めてからも、土曜日の午後は窓の近くに横になって外をぼんやりと見ていた。 夕方になって、外に出て、暮れ…

静かに打ち返す波のように

昨日、旅の最終日、まだ行っていないところで静かな場所と思い、山口県周南市徳山に宿泊した。以前の徳山市だ。 ホテルの目の前に瀬戸内海が横たわっていた。静かに打ち返す波の音が、桟橋にあたり、岸にあたっては、微かなざわめきとなって消えて行く。 遠…

蚊のいない夏、幽霊のいない夏

旅も二日経過し、旅行というよりは、日常生活を普段と違った場所で過ごしている感覚になって来た。 昨日は熊本市から博多に向かい、だけど、相当な暑さでもう動きたくないと思った。 一先ず、博多駅前を撮影して記録に残しておきます。 エスカレーターの利用…

くまモンを追って

熊本駅に到着。くまモンはどこにでもいる。 中国・九州は路面電車が走っているところが多い。 長崎市、鹿児島市、熊本市、広島市、岡山市など。 くまモンスクエアを見つけた。 くまモンは有名だけれど、子供向けキャラクターかな。 スクエアの中にある。楽し…

南洲翁の地へ

南洲翁こと、西郷隆盛の故郷、鹿児島市に来た。 山陽・九州新幹線は、大変な混雑ぶりであった。自由席しか購入できず、博多まで立っていた。帰省ラッシュであり、仕方のないことである。 桜島と市内を回った。 西郷・大久保・ザビエルの銅像があった。 最後…

夜の帳が下りる頃、世界は別の顔を見せる

夜の帳が下りて、辺りの風景が見えなくなる頃、ゆっくりと起き出して1日が始まる時代もあった。 部活動も引退して卒業論文を準備している頃、ひたすら書物に向き合っていたので、時間が経つのを忘れていたら、深夜になることが度重なって、昼夜逆転の生活に…

前向きに、元気に、パワフルに

大学時代、西洋史学科に在籍し歴史学を研究していた。 しかし、そこで出会った学問には疑問があったし、当時のアカデミックなスタイルは、衒学的とでも言えるような、それこそ趣味的であるようなスタイルであった。 だから、実際のところ、そのような学問な…

生かされつつ生きている

西の方角に日が沈み、赤々と西陽が燃え咲き、我々は家路を急ぐ。1日の縛りを解かれて、強張っていた頬も笑顔に変わり、疲れのためか居眠りをする人もいる。 我々は生きているのか生かされているのか、自立しているのか自立していないのか。 足は速い方だった…

soliloquio 独り言

近頃、頭を悩ますことがある。女性に言い寄られているのだ。 中学生の思春期頃から、私は女性に言い寄られることが何度かあり、それが自分はいつも辛かった。女性嫌いという訳ではない。綺麗な女性や可愛い女性に言い寄られても、苦手で、辛かった。 それは…

平成の大きな事件、オウムの人たち

オウム真理教幹部の残りの刑が執行された。 人ごととは思えない事件であり、決して刑が執行されたからといって、この事件が終わった訳ではない。 これから、ここから改めてこの事件が何を意味していたのかが、追究されていく必要がある。 彼らが目指したもの…

宇宙の無限、心の無限

そこにたくさんの人がいて、あちらにたくさんの人がいて、街は社会は人で溢れている。そのどの人の声色も一つ一つ違うように、一つ一つの性格も異なる。 海を見たり、桟橋を見たり、鳥が川面近くを旋回して大空へと飛び立っていくのを見たりしても、人は皆異…